解説 · 2026年8月時点
アタスー・グループ(Atasu Group)は、カザフスタンの物流会社である。1998年にマラト・ジュマン氏が一人で始め、鉄道貨物を軸に自動車、航空、複合一貫輸送へ広げた。自社で貨車、トラック、機関車、そして貨物の積み替えと保管を行うターミナルを持つ点が、仲介に徹する多くのフォワーダーと異なる。中国国境のドストゥク駅にターミナルを構え、中国と欧州を結ぶ中間回廊の積み替え需要を取り込んでいる。
| 正式名 | Atasu Group(ТОО) |
|---|---|
| 創業 | 1998年 |
| 本拠 | カザフスタン・アルマトイ市クナエフ通り18/2 |
| 事業 | 鉄道・自動車・航空・複合一貫輸送、通関ブローカー、倉庫(保税倉庫・一時保管倉庫を含む)の運営 |
| 設備 | 自社の貨車とトラックの車両群、入換用および本線用のディーゼル機関車、3か所の物流ターミナル(うち1か所は中国国境のドストゥク駅) |
| 売上高 | 677億8,000万テンゲ(2024年通期、前年比25.52%増) |
| 純利益 | 75億テンゲ(2024年通期) |
| 従業員 | 2,500人(2024年、Forbes Kazakhstan集計) |
| 創業者 | マラト・ジュマン氏 |
| 順位 | Forbes Kazakhstan「カザフスタン私企業75社」2025年版で第39位 |
事業
鉄道、自動車、航空、複合一貫の各輸送に加え、通関ブローカー業務を扱う。商業倉庫、一時保管倉庫、保税倉庫を運営し、自社の貨車と大型トラックの車両群、入換用および本線用のディーゼル機関車を保有する。物流ターミナルは3か所あり、そのうち一つはカザフスタンと中国の国境にあるドストゥク駅に置かれている。
2025年夏、アスタナから20キロのアクモラ国家産業区バタバイ駅に4か所目の物流センターを建設する計画を公表した。首都圏の消費需要と国境の積み替え需要の双方を押さえる配置である。
業績と所有
2024年通期の売上高は677億8,000万テンゲで、前年の540億テンゲから25.52%増えた。純利益は75億テンゲである(前年は110億テンゲ)。
創業者で出資者はマラト・ジュマン氏である。同社は創業時の従業員が創業者1人だけだったところから、従業員2,500人の規模へ育ったと説明している。財務諸表は公表されていない。
参考資料
- 75 крупнейших частных компаний Казахстана — 2025 — Forbes Kazakhstan ↗
- ТОО «Atasu Group» — Forbes Kazakhstan(企業ページ) ↗
- Atasu Group(公式サイト) ↗
この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。