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中間回廊
カスピ海を経由して中国と欧州を結ぶ東西輸送回廊。
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カスピ海のクルク〜バクー航路、旅客輸送の再開へ両国の運輸当局が着手。停止前の利用は年間およそ1,500人2026年9月9日運輸・インフラ 在アゼルバイジャン・カザフスタン大使館は9月9日、カザフスタンがクルク港とバクー港を結ぶフェリー航路での旅客輸送の再開を提案し、アゼルバイジャン側が支持したと発表した。旅客輸送は2020年に新型コロナウイルスの流行で取りやめになり、停止前の利用は年間およそ1,500人だった。
米下院歳入委が重要鉱物で公聴会。カザフスタンは米国のウラン輸入の4分の1超を供給、同国をジャクソン=バニックから外す法案は付託のまま2026年9月4日金融・投資 米下院歳入委員会は9月2日、重要資源とサプライチェーンをめぐる公聴会を開いた。スミス委員長はカザフスタンが米国のウラン輸入の4分の1超を供給していると述べ、証人5人のうち4人がジャクソン=バニック修正条項に言及した。3人が適用の終了を明言し、1人は検討を促している。カザフスタンを対象から外すH.R.1024は、2025年2月5日の提出以来、歳入委員会に付託されたままである。
ザンゲズル回廊の完成は2030年とTCRC見通し。アルメニア領42キロが全体の工程を決め、中間回廊に残る時間は4年2026年8月27日運輸・インフラ ジョージアの輸送回廊研究センター(TCRC)が8月27日に公表した分析は、ザンゲズル回廊の完成時期を2030年と見込む。回廊は7区間で、アゼルバイジャン領は2027〜29年、トルコ側224キロは2029年末が目標だが、未着工のアルメニア領42キロが全体の工程を決めるとみる。2030年は同センターの見立てである。
アゼルバイジャン税関、ジョージア国境の混雑解消を発表。出国待ちは赤い橋330台・マズムガラ56台2026年8月26日運輸・インフラ アゼルバイジャン国家税関委員会は8月26日、ジョージアとの国境で実施した相互の措置により双方向の車両の混雑は解消し、行列は最小限になったと発表した。出国方向で待機する車両は赤い橋検問所が330台、マズムガラ検問所が56台。同委員会が待機台数を示したのは、今回の混雑をめぐる一連の発表では初めてになる。措置の中身は示されていない。
カザフスタン、2026年の石油生産計画を9,600万トンへ改定。CPCへの攻撃による生産の逸失は約350万トン2026年8月25日エネルギー・資源 カザフスタンのアッケンジェノフ・エネルギー相は8月25日の政府ブリーフィングで、2026年の石油生産計画を9,800万トンから9,600万トンへ改定したと述べた。改定幅は200万トン。CPCへの攻撃による生産の逸失は約350万トンで、テンギスの大規模補修の翌年への繰り延べが一定の余裕を生んだと説明した。
アゼルバイジャンとウズベキスタンが「永遠の友好条約」に署名。2030年までに貿易10億ドルへ、同日に8件が着工・開業2026年8月23日金融・投資 アリエフ大統領のウズベキスタン国賓訪問に合わせ、8月23日にタシケントで第3回最高国家間評議会が開かれ、永遠の友好条約が署名された。2030年までに貿易額を10億ドルに引き上げる計画など9項目の文書も交わされ、アゼルバイジャン企業の8件の事業が同日に着工・開業した。
ジョージア、ウズベキスタンとの貨物輸送許可証を電子化。7月のトルコ・カザフスタン・アゼルバイジャンに続き4か国目2026年8月22日運輸・インフラ ジョージア陸上輸送庁は2026年8月22日、ウズベキスタンとの国際貨物自動車輸送で許可証の電子的な発行と交換の仕組みを稼働させたと発表した。運送業者は許可証を紙ではなく完全に電子形式で使える。同庁のミカゼ長官は、アゼルバイジャン、トルコ、カザフスタンとの同様の仕組みが稼働した後の論理的な続きだと述べた。
アゼルバイジャン、トルクメニスタンとの5文書を大統領令で承認。経済・防衛・エネルギー・税関統計・食品安全2026年8月21日金融・投資 アゼルバイジャンのアリエフ大統領が8月21日、トルクメニスタンとの5つの文書を承認する命令に署名した。経済協力、防衛、エネルギー、税関統計、食品安全の各分野で、いずれも6月22日のベルディムハメドフ大統領の国賓訪問時にバクーで署名されたものである。発効には手続き完了の通知が要る。
赤い橋の貨物車の列が700台に。8月18日の1,030台から少なくとも3割減、集計の範囲は異なる2026年8月21日運輸・インフラ アゼルバイジャン陸上運輸庁の集計で、8月21日に対ジョージア国境の赤い橋検問所に並ぶ貨物車は入出国の双方を合わせて700台となった。出国方向だけで1,030台と公表された8月18日から、少なくとも3割減ったことになる。国家税関委員会は8月19日にジョージア側と会合を持ったと発表している。
カザフ原油のバトゥミ迂回が8月に10万トンへ5倍増。ジョージア側の取り分はトン41.3ドル2026年8月19日エネルギー・資源 トビリシの輸送回廊研究センター(TCRC)は8月19日、テンギスシェブロイルがジョージア鉄道とバトゥミ石油ターミナル経由で8月に契約済み10万トンの原油を輸出すると分析を公表した。7月の2万トンの5倍で、ジョージア側の収入はトン当たり41.3ドルと概算している。
トルクメニスタンとカザフスタン、税関が事前情報の電子交換を開始。通関の待ち時間短縮へ2026年8月19日運輸・インフラ トルクメニスタン国家税関局によると、両国は2026年8月から、相互に移動する貨物と車両の事前情報を電子的に交換する運用を始めた。到着前に情報を得て通関の準備ができるため、書類作業と待ち時間の削減につながる。
ジョージアの鉄道貨物、4〜6月は19.9%増の390万トン。6割がトランジット輸送2026年8月19日運輸・インフラ ジョージア統計庁によると、2026年第2四半期の鉄道貨物輸送量は前年同期比19.9%増の390万トンだった。59.8%がトランジットで、コーカサス横断ルートの回復を裏づける数字となった。
アゼルバイジャン経由でロシアからアルメニアへ小麦1,820トン。累計の通過は穀物4.3万トンに2026年8月19日運輸・インフラ ロシアからアルメニア向けの小麦26車両分(1,820トン)が8月19日、アゼルバイジャン領内を通過する。これまでの累計は穀物約4万3,000トン、肥料約9,000トンなど。アゼルバイジャンからアルメニアへのディーゼル輸出も約1万5,000トンに達し、国境を閉ざしてきた両国の間で物流が動き始めている。
ジョージアの港湾に4〜6月461隻が入港。ドライバルク39%増、コンテナ船35%増2026年8月19日運輸・インフラ ジョージア統計庁によると、2026年第2四半期に同国の港湾・ターミナルへ入港した船舶は461隻。船種別ではドライバルク船が前年同期比39.1%増、コンテナ船が34.8%増と、貨物船の入港が大きく伸びた。
中国国境のトルガルト検問所、インフラ拡張続く。検査複合施設と貨物エリアを整備2026年8月19日運輸・インフラ キルギスと中国を結ぶトルガルト検問所で、インフラ整備が続いている。新しい検査・スクリーニング複合施設や拡張された貨物エリアが視察で確認された。整備は国営の国家税関インフラ社が実施しており、貨物通行の効率化が狙い。
アゼルバイジャン・ジョージア国境の赤い橋で貨物車1,030台が滞留。両国税関が解消策を協議2026年8月18日運輸・インフラ アゼルバイジャン陸上運輸庁の集計で、対ジョージア国境の赤い橋検問所に出国待ちの貨物車1,030台が並んだ。対イランのアスタラ37台、対ロシアのサムール47台とは桁が違う。国家税関委員会はAPAの照会に、両国税関当局が協議を行い滞留解消の措置を実施する予定だと回答した。
カザフスタンとトルコの航空便が週120便から224便へ。ホラズムでは有料道路と空港が同時進行2026年8月17日運輸・インフラ カザフスタンとトルコの両航空当局がイスタンブールで交渉し、両国間の運航可能便数を週120便から224便へ増やすことで合意した。ウズベキスタンのホラズム州では、ウルゲンチ〜ヒヴァ間35キロの有料道路の建設が進み、同じ州の空港には2億6,400万ドルが投じられる。東カザフスタン州では対ロシア国境へ至る121キロの幹線改修が完成に近づいた。
ジョージアの運転手が欧州へ流出、月2,300〜3,700ユーロ。走行距離の差が賃上げを阻む2026年8月17日運輸・インフラ ジョージアの国際輸送会社で賃金が上がらない要因として、輸送調査機関TCRCは車両1台あたりの月間走行距離の低さを挙げた。欧州市場で稼働する欧州企業の車両は、ジョージア企業と比べて月間走行距離と稼働率が平均4〜5倍あり、賃上げの余地に差が生じているという。運転手不足で車両を止めている会社もある。
アゼルバイジャンの石油製品輸出収入が倍増以上。原油輸出は10か国超に75億ドル2026年8月17日エネルギー・資源 アゼルバイジャンの2026年1〜7月の石油製品の輸出は54万6,348トンで、収入は前年同期の2倍以上に増えた。原油の輸出額は10か国超に対して75億ドルにのぼる。バクー・トビリシ・ジェイハン経由の輸送は6月に日量54万7,000バレルだった。
中央アジアの輸送案件が717億ドル、114件。TRACECAと中間回廊に428億ドルが集中2026年8月16日運輸・インフラ ユーラシア開発銀行の2026年輸送オブザーバトリーによれば、中央アジアで進行中および計画中の輸送案件は114件、総額717億ドルにのぼる。うちカザフスタンが域内投資の45%を占める。TRACECA回廊(カスピ海横断国際輸送路=中間回廊を含む)が428億ドルを引きつけ、域内最大の投資先となっている。
カザフスタン石油の対欧州供給、CPC情勢でオーストリアと協議。イランは農産物の輸入拡大に意欲2026年8月14日エネルギー・資源 カザフスタンのコシェルバエフ外相はオーストリアのマインル・ライジンガー欧州・国際問題相と、カスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC)をめぐる情勢と、欧州市場向けのカザフ産原油の安定供給について協議した。イランはカザフスタン産農産物の輸入拡大に関心を示している。
ポチ港のコンテナ取扱が40万TEU超、7%増。一般貨物は60%増と中間回廊の伸びを映す2026年8月14日運輸・インフラ ジョージア西部のポチ港を運営するAPMターミナルズ・ポチが2026年1〜7月の実績を公表した。コンテナ取扱は40万4,760TEUで前年同期比7%増、一般貨物は27万446トンで60%増、フェリー貨物も9万7,761トンから12万7,163トンへ伸びた。
BTCパイプラインの原油輸送が日量54.7万バレル。前月比10%増だが前年比では5%減2026年8月12日エネルギー・資源 バクー・トビリシ・ジェイハン(BTC)パイプラインによる2026年6月の原油輸出は日量54万7,000バレルとなり、前月から10%(4万8,000バレル)増えた。ただし前年同月比では5%(3万1,000バレル)の減少である。石油輸出国機構の月次統計にもとづく。
トビリシ近郊ヴァジアニに年2,000万人規模の新国際空港。ADB支援で独amd.sigmaが調査2026年8月12日運輸・インフラ ジョージア経済持続可能発展省のイオセリアニ副大臣は、ヴァジアニ国際空港の事業が新たな段階に入ったと述べた。アジア開発銀行の支援でドイツのamd.sigmaが実現可能性調査を行っており、年間2,000万人の旅客に対応する空港として2032年の運用開始を目指す。
アナクリア深水港の建設が進む。ベルギーのヤン・デ・ナル「大型船の入港を制限せず費用効率を確保」2026年8月12日運輸・インフラ ジョージア西部のアナクリア深水港について、施工を担うベルギーのヤン・デ・ナルのジョージア支店長が、泊地と航路の設計により大型船の入港を制限せずに港の全能力での稼働を保証できると述べた。オランダのロイヤル・ハスコニングDHVが設計顧問を務める。
中央アジア5カ国とアゼルバイジャン、キルギスで首脳協議。カザフの域内貿易は28.9%増2026年7月31日金融・投資 中央アジア5カ国とアゼルバイジャンの首脳がキルギス・チョルポンアタで協議した。カザフスタンの域内貿易は1〜5月に42億ドルと前年同期比28.9%増え、域内市場が完成品輸出の4割を占める。
ジョージアの物流倉庫が不足、賃料上昇。大手は自前の物流センター建設に動く2026年7月24日運輸・インフラ ジョージアの倉庫市場が転換期にある。貿易と貨物取扱量の拡大で需要が増え、大型・高規格スペースの不足から賃料が大きく上昇した。大手企業は自社の物流センター建設に動いており、3PLはまだ初期段階にとどまる。
ポチ港が新型ハーバークレーンを導入、処理能力65万TEUへ。2025年は63.6万TEUで過去最高2026年6月25日運輸・インフラ APMターミナルズ・ポチが多目的モバイルハーバークレーンを新たに調達する。2026年末までに納入され、コンテナ処理能力は65万TEU超、非コンテナ貨物を含めた処理能力は約50万トン増える。同港はジョージア、アルメニア、アゼルバイジャン向け海上コンテナ貨物の約8割を扱う。
EBRD、カザフスタン幹線道路の改良に2億3000万ユーロ。中国・欧州回廊の輸送力を強化2026年6月23日運輸・インフラ 欧州復興開発銀行が国有道路運営会社カズアフトジョルに2億3000万ユーロを融資する。アクトベ〜ウルガイシン間234キロを4車線化し、中間回廊の輸送力を高める。AIIBが協調融資する。
ジョージア、中間回廊の輸送力強化に7億5000万ドル。世銀グループが3億7200万ドル、AIIBとADBが協調2026年6月2日運輸・インフラ 総事業費7億5000万ドルの「TC-GATE」事業が始動する。世界銀行グループが3億7200万ドルを供与し、アジアインフラ投資銀行とアジア開発銀行が協調融資する。鉄道の電気機関車更新とカヘティ地方の道路4車線化が柱。
EBRD、カザフスタン鉄道の米ドル建て債に1億2500万ドル出資。中間回廊の整備に充当2026年4月29日金融・投資 国有カザフスタン鉄道が最大10億ドルを起債し、EBRDが1億2500万ドルを引き受けた。調達資金は旅客駅の近代化と中間回廊沿いのインフラ整備に充てられる。ロンドン、カザフスタン、アスタナの3取引所に上場する。
ジョージア鉄道の貨物が4.9%減、EBITDAは31%落ち込む。カザフからの通過輸送が細る2025年12月31日運輸・インフラ ジョージア鉄道の2025年1〜9月の貨物輸送量は前年同期比4.9%減の980万トンとなった。カザフスタンからの通過輸送の減少が主因で、売上高は7.3%減の1億6,490万ドル、調整後EBITDAは31.2%減の4,320万ドル、EBITDAマージンは35.3%から26.2%へ低下した。