資料写真:パミール街道/Ninara from Helsinki, Finland(CC BY 2.0)出典

運輸・インフラ

EBRD、カザフスタン幹線道路の改良に2億3000万ユーロ。中国・欧州回廊の輸送力を強化

欧州復興開発銀行が国有道路運営会社カズアフトジョルに2億3000万ユーロを融資する。アクトベ〜ウルガイシン間234キロを4車線化し、中間回廊の輸送力を高める。AIIBが協調融資する。

この記事が扱う国。国境は Natural Earth(パブリックドメイン)、点は各国の首都の位置。

欧州復興開発銀行(EBRD)は、カザフスタンの国有幹線道路運営会社カズアフトジョル(QazAvtoZhol)に対し、最大2億3000万ユーロ相当を日本円建てで融資すると発表した。対象は西部アクトベとウルガイシンを結ぶ234キロメートル区間の改良である。

同区間は現在、片側1車線のカテゴリーII規格だが、事業により片側2車線のカテゴリーI規格へ引き上げられる。発注方式は設計・施工・維持管理を一体で担うDBM(design-build-maintain)契約を採用する。電子料金収受システムや車両重量を走行中に計測するウェイ・イン・モーション装置など、高度道路交通システム(ITS)も導入される。

協調融資はアジアインフラ投資銀行(AIIB)が担う。EBRDによると、カズアフトジョル向けの融資は2025年に続く2件目となる。

当該区間は「西欧・西中国」回廊、中央アジア地域経済協力(CAREC)第1回廊、欧州道路E38の一部を構成する。カザフスタンの国家道路プログラムには世界銀行アジア開発銀行イスラム開発銀行も資金を供給しており、複数の国際金融機関が並行して関与する構図となっている。

この記事の日付 2026年6月23日 は、出典が発表された日です。

本サイトでの初出 2026年8月15日 13:44

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