欧州復興開発銀行(EBRD)は、カザフスタンの国有鉄道会社カザフスタン鉄道(KTZ)が発行する米ドル建て債券に1億2500万ドルを出資したと発表した。起債総額は最大10億ドルで、ロンドン証券取引所、カザフスタン証券取引所、アスタナ国際取引所の3市場に上場する。
調達資金の用途としてEBRDが挙げているのは、国内の旅客鉄道駅の近代化、中間回廊(トランス・カスピ海回廊)沿いのインフラ整備、安全性と運行効率の改善、そしてサイバーセキュリティの強化である。
あわせてEBRDは技術協力資金を通じ、KTZが旅客輸送の国際標準を導入するための支援も行う。
KTZは総延長1万6400キロメートルの鉄道網を保有・運営する。EBRDのカザフスタン向け投資は累計で352件、約120億ドルに達している。
