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マイクロクレジットバンク

マイクロクレジットバンク(Mikrokreditbank)は、ウズベキスタンの国有商業銀行である。小規模事業、個人事業主、手工業、家内労働、とりわけ農村部の世帯への少額融資を通じて雇用を作ることを設立目的に掲げており、国家の貧困対策と雇用政策の実行機関という性格が強い。総資産では国内第11位に位置する(2026年7月1日時点、中央銀行統計から算出)。

Mikrokreditbank
公式サイト ↗

解説 · 2026年8月時点

マイクロクレジットバンク(Mikrokreditbank)は、ウズベキスタンの国有商業銀行である。小規模事業、個人事業主、手工業、家内労働、とりわけ農村部の世帯への少額融資を通じて雇用を作ることを設立目的に掲げており、国家の貧困対策と雇用政策の実行機関という性格が強い。総資産では国内第11位に位置する(2026年7月1日時点、中央銀行統計から算出)。

正式名«Mikrokreditbank» aksiyadorlik tijorat banki(JSCB Microcreditbank)
設立2006年5月5日の大統領令UP-3750号による
前身タドビルコルバンク(1993年設立、さらにその前身はウズデフコンチリクサノアトバンク)
ライセンス中央銀行ライセンス第37号(2024年3月2日)
本社ウズベキスタン・タシケント
事業小規模事業・個人事業主・農村世帯向けのマイクロファイナンスを中心とする商業銀行
総資産34兆4,076億スム(2026年7月1日、銀行部門の3.4%)
貸出残高22兆8,403億スム(2026年7月1日)
預金12兆1,204億スム(2026年7月1日)
自己資本5兆8,157億スム(2026年7月1日)
株主経済財務省50.39%、復興開発基金49.10%、その他0.51%

沿革

起源は1993年、ウズデフコンチリクサノアトバンク(農民工業銀行)を基礎に設立された株式商業銀行タドビルコルバンク(「起業家銀行」の意)である。2003年までに支店網を広げ顧客は4万1,000人に達し、2005年には小規模事業と民間起業を支える万能型の商業銀行となった。

2006年5月5日の大統領令UP-3750号「株式商業銀行マイクロクレジットバンクの創設について」により、タドビルコルバンクを基礎として現在の同行が設立された。2007年にポーランドの国際マイクロファイナンスセンターへ加盟し、2008年にフィッチ・レーティングスからB−(安定的)の格付を得ている。2010年にアジア銀行家協会に加盟し、同年ロンドンで行われたフィナンシャル・タイムズの表彰で「2010年のウズベキスタン最優秀銀行」に選ばれた。

2011年にマイクロファイナンス専門の格付機関MicroFinanza RatingsからsBBの評価を受け、フィッチはB−からBへ格上げした。2012年にアムステルダムで開かれた第1回「チャイルド・アンド・ユース・ファイナンス・インターナショナル」世界サミットで、若年層向け金融サービスの先進行として評価された。2014年には国際農業開発基金(IFAD)およびスペイン信託基金と転貸資金の融資契約を結び、2017年に米国のMIXマーケットから「5ダイヤモンド」のマイクロファイナンス銀行の認定を受けた。2021年にISO 9001:2015の認証を取得し、2022年にリブランディングを実施している。

事業と規模

2026年7月1日時点の総資産は34兆4,076億スム、貸出残高は22兆8,403億スム、預金は12兆1,204億スム、自己資本は5兆8,157億スムである(中央銀行「商業銀行の主要指標」)。

貸出が総資産に占める比率は約66%で、預金より貸出が大きい。少額の融資を大量に抱える一方、預金による資金調達が追いつかず、政府系の資金や国際機関からの転貸資金に依存する構図がうかがえる。自己資本は銀行部門全体の3.9%にあたり、総資産シェア(3.4%)を上回っている。

所有

株式は経済財務省が50.39%、ウズベキスタン共和国復興開発基金が49.10%を保有し、法人合計で99.49%を占める。残り0.51%がその他の株主である。証券取引所には上場していない。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

マイクロクレジットバンクとは | Caspian Intelligence