資料写真:アラシャンコウ駅の貨物列車(中国・カザフスタン国境)/Полномочное представительство Республики Татарстан в Республике Казахстан(CC BY 4.0)出典

運輸・インフラ

ジョージア、中間回廊の輸送力強化に7億5000万ドル。世銀グループが3億7200万ドル、AIIBとADBが協調

総事業費7億5000万ドルの「TC-GATE」事業が始動する。世界銀行グループが3億7200万ドルを供与し、アジアインフラ投資銀行とアジア開発銀行が協調融資する。鉄道の電気機関車更新とカヘティ地方の道路4車線化が柱。

この記事が扱う国。国境は Natural Earth(パブリックドメイン)、点は各国の首都の位置。

世界銀行グループは、ジョージアが中間回廊(トランス・カスピ海輸送回廊)で果たす役割を強化する事業「TC-GATE」に3億7200万ドルを供与すると発表した。総事業費は7億5000万ドルで、残りはアジアインフラ投資銀行(AIIB)とアジア開発銀行(ADB)が協調融資する。

事業の柱は鉄道と道路の2分野である。鉄道では省エネ型の電気機関車を導入して貨物輸送能力を高める。道路ではカヘティ地方のバディアウリ〜チャラウバニ〜バクルツィヘ区間と、グルジャアニ〜テラヴィ連絡路を4車線化する。あわせて鉄道・道路部門の制度強化とデジタル化、気候変動に耐える道路構造の導入も含まれる。

世界銀行が見込む効果は、90万人超への直接的な便益、機関車の稼働率95%への改善、ジョージア鉄道の収入20%増、230万トンの排出削減、そしてテラヴィとポティ港の間の所要時間およそ43分短縮である。

世界銀行の南コーカサス地域ディレクターであるロランド・プライス氏と、ジョージアのラシャ・フツィシヴィリ財務相が事業に関与している。

この記事の日付 2026年6月2日 は、出典が発表された日です。

本サイトでの初出 2026年8月15日 14:42

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