アゼルバイジャン国家税関委員会は8月26日、ジョージアとの国境で実施した相互の措置により、双方向とも車両の混雑は解消し、行列は最小限になったと発表した。アゼルバイジャンからの出国方向で待つ車両は、赤い橋検問所が330台、マズムガラ検問所が56台である。
同委員会が待機台数を数字で示したのは、今回の混雑をめぐる一連の発表では初めてになる。8月18日と19日の発表は、ジョージア側との協議と会合を伝えるだけだった。
| 発表日 | 集計主体 | 集計の範囲 | 赤い橋 | マズムガラ |
|---|---|---|---|---|
| 8月18日 | 陸上運輸庁 | 出国方向の貨物車 | 1,030台 | 0台 |
| 8月21日 | 陸上運輸庁 | 入出国双方の貨物車 | 700台 | 7台 |
| 8月26日 | 国家税関委員会 | 出国方向の車両 | 330台 | 56台 |
三つの数字は集計主体も範囲も異なる。8月18日の出国方向1,030台と8月21日の双方向700台は陸上運輸庁(AYNA)の集計をAPAが伝えたもので、今回の330台は税関委員会自身の集計である。8月18日と今回はどちらも出国方向だが、8月18日が貨物車の台数であるのに対し、今回の発表は車種を限らず車両とだけ記している。集計主体も対象も違うので、差を取って減少幅とすることはできない。
マズムガラの56台は赤い橋の330台と並べて示された。同じ理由で、8月18日の0台や8月21日の7台と並べて増加幅とすることもできない。同委員会は8月19日の発表でも、両検問所で双方向の車両が増えたことを行列の原因に挙げている。措置の中身は今回も示されていない。原文は相互の措置と記すだけで、通関の所要時間も通過台数も出ていない。同委員会がいう混雑の解消が手続きの改善によるものか、流入の変化によるものかは、この発表からは読み取れない。
