ジョージアの首都トビリシ近郊に計画されている新国際空港の事業が、次の段階に入った。経済持続可能発展省のタマル・イオセリアニ副大臣が明らかにした。ビジネス専門媒体BPNが伝えた。
現在進んでいるのは実現可能性調査である。アジア開発銀行(ADB)の支援を受け、ドイツのamd.sigmaが技術的・経済的な検討を行っている。
「文書は国際基準に沿って作成され、われわれの長期的な判断を技術的・経済的な計算にもとづいて下すことを可能にする」と副大臣は述べた。「ジョージアの航空部門は安定して成長しており、近年はあらゆる面で記録的な数字が出ている。それが新しい空港を整備する根拠である」
規模と時期も示された。新空港は年間2,000万人の旅客に対応する能力を持ち、2032年からの運用開始を目指す。
同副大臣は事業の狙いをこう説明する。「この事業はジョージアの接続性を高め、欧州とアジアの架け橋となり、それに応じて世界の市場へのアクセスを得ることを可能にする。旅客の輸送だけでなく、貨物の取り扱いと関連する航空サービスの提供もできるようになる」
貨物への言及は見落とせない。ジョージアは中間回廊の一部として陸路と海路の整備を進めてきたが、航空貨物は手薄な分野である。ウズベキスタンが中央アジア上空の通過便の増加を受けて航空燃料の需要が27%増えると見込んでいるように、この地域の空の交通量そのものが増えつつある。
もっとも、年間2,000万人という数字は野心的である。現在のトビリシ国際空港の旅客数はその数分の一にとどまる。実現可能性調査がこの前提をどう扱うかが、事業の現実性を測る目安になる。
資金面では、ADBが再び登場する点が目を引く。同行はジョージアの対外公的債務において24億6,900万ドルと最大の債権者であり、この国のインフラ整備における存在感は大きい。
