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カザフスタン証券取引所(KASE)

1993年設立のカザフスタン唯一の総合取引所。株式・債券に加えて外国為替と短期金融市場も運営し、時価総額は約1,070億ドル(2026年8月時点)にのぼる。

Kazakhstan Stock Exchange JSC (KASE)
公式サイト ↗

解説 · 2026年8月時点

カザフスタン証券取引所(KASE)は、1993年に設立されたカザフスタン唯一の総合取引所である。株式や債券だけでなく、外国為替と短期金融市場も同じ場で運営しており、この国の金融市場の中枢にあたる。国有企業の上場(IPO)が進んだ結果、カズムナイガス、カザトムプロム、KEGOC、エア・アスタナといった基幹企業の株価がここで日々つく。

正式名Kazakhstan Stock Exchange JSC(KASE)
設立1993年
所在カザフスタン・アルマトイ
性格カザフスタン唯一の総合取引所。自らも株式を上場(ティッカーKASE)
取扱商品株式、社債、カザフスタン国債と外国国債、国際機関債、ソブリン・社債のユーロ債、預託証券、投資信託、ETF、デリバティブ、外国為替、短期金融商品
決済流動性の高い証券はT+2、低い証券はT+0
時価総額49兆3,676億テンゲ(約1,070億ドル、2026年8月18日時点)
主要指数KASE指数(2026年8月19日時点で8,013.23)
主な上場銘柄ハルィク銀行、カスピ・ケーゼット、カズムナイガス、カザトムプロム、KEGOC、カザフテレコム、エア・アスタナ、カズトランスオイル、Kcell、バンク・センタークレジット、フォルテバンクなど

取引所としての機能

KASEでは、普通株・優先株と預託証券、社債、カザフスタン国債および外国の国債、国際金融機関の債券、ソブリン債・社債のユーロ債、投資信託とETF、デリバティブが取引される。決済は流動性の高い銘柄がT+2、それ以外がT+0である。

証券取引に加えて外国為替市場も運営し、レポ取引(自動レポ、交渉レポ)の場も提供する。証券市場での取引組織とクリアリングの免許に加え、国立銀行から銀行業務の免許も得ており、取引所自身が資金決済の一部を担う構造になっている。

自らもKASEというティッカーで上場しており、取引所の業績が市場で評価される。

市場の規模と特徴

時価総額は49兆3,676億テンゲ(約1,070億ドル、2026年8月18日時点)、KASE指数は8,013.23(同年8月19日時点)である。流動性の中心はハルィク銀行、カスピ・ケーゼット、カザトムプロム、KEGOC、カズトランスオイル、カズムナイガスといった大型銘柄に集中している。

アスタナ国際取引所(AIX)とは併存関係にある。KASEはカザフスタンの国内法制の下にあり、AIXは英国コモンローを基礎とするアスタナ国際金融センター(AIFC)の枠組みで運営される。国有企業のIPOでは両取引所への同時上場が定着しており、カザトムプロム、カズムナイガス、エア・アスタナはいずれもこの形をとった。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

カザフスタン証券取引所(KASE)とは | Caspian Intelligence