解説 · 2026年8月時点
バクセル(Bakcell)は、アゼルバイジャンで最初に携帯電話サービスを開始した通信事業者である。300万人を超える顧客に音声とモバイルインターネットを提供し、同国では第2位の移動体通信事業者にあたる。民間のネクソル・ホールディング傘下にあり、同国の非石油部門における最大級の投資家の一つと自らを位置づけている。
| 正式名 | Bakcell LLC |
|---|---|
| 本社 | アゼルバイジャン・バクー |
| 事業 | 移動体通信(音声・モバイルインターネット) |
| 顧客数 | 300万人超 |
| 位置づけ | アゼルバイジャンで最初に携帯電話サービスを提供した事業者 |
| 親会社 | ネクソル・ホールディング |
| 関連会社 | アゼルコネクト・グループ(同グループにアゼルテレコムが属する) |
事業
音声通話とモバイルインターネットを中核に、法人向けサービスや電子署名サービス「アサン・イムザ」なども提供する。アゼルバイジャンの携帯電話市場はアゼルセル、バクセル、ナル(アゼルフォン)の3社体制で、同社は300万人超の顧客基盤を持つ。
石油・ガスに依存する経済構造のなかで、通信網への設備投資は非石油部門への投資として位置づけられる。同社が自らを非石油部門の主要な投資家と説明するのは、この文脈による。
ネクソル・ホールディングの一員として
親会社のネクソル・ホールディングは、エネルギー、通信、建材、鉱業などを手がける民間の国際企業グループである。通信分野では同社のほかに、ウクライナのボーダフォン・ウクライナ、国際バックボーン事業のアゼルテレコム、通信インフラ運用のアゼルコネクト・グループを抱える。
グループ内でアゼルテレコムが国際回線と大陸間の光ファイバー網を担い、同社が国内の移動体通信を担うという分担になっている。欧州とアジアを結ぶ光ファイバー回廊「デジタル・シルクウェイ」構想も、このグループの事業である。
参考資料
この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。