解説 · 2026年8月時点
バクー・スチール・カンパニーは、アゼルバイジャンの民間製鋼会社である。2001年6月に操業を開始したコーカサス初の近代的な製鋼所で、年間の生産能力は80万トンに達する。建設用の異形棒鋼(鉄筋)を主力とし、ビレット、鋼管、線材、形鋼などを製造する。石油収入を背景とした建設需要が続く国で、その資材を国内で供給する役割を担ってきた。
| 正式名 | Baku Steel Company CJSC |
|---|---|
| 操業開始 | 2001年6月21日 |
| 本社 | アゼルバイジャン・バクー |
| 事業 | 製鋼、連続鋳造、圧延 |
| 位置づけ | コーカサスで初の近代的な製鋼所 |
| 年間生産能力 | 80万トン |
| 異形棒鋼の生産 | 40万トン |
| 主な製品 | ビレット、鋼管、異形棒鋼(鉄筋)、線材、溝形鋼、山形鋼、H形鋼、フェロアロイ、鋳造品 |
設立と設備
2001年6月21日、ヘイダル・アリエフ元大統領の出席のもとで正式に操業を開始した。コーカサス地域で初の近代的な製鋼所とされる。最新の製鋼技術と連続鋳造設備を備え、炭素鋼と合金鋼からビレット、鋼管、異形棒鋼を製造するほか、溝形鋼、山形鋼、H形鋼、線材といった形鋼・条鋼、および鋳造品を手がける。
年間の生産能力は80万トンで、そのうち異形棒鋼の生産は40万トンである。フェロアロイも製品群に含まれる。
位置づけ
アゼルバイジャンの製造業は石油・ガスの下流部門に偏りがちだが、同社は建設資材という国内需要に直結した分野で規模を確立してきた民間企業である。製品は国外にも輸出されている。
同社は文化・教育・スポーツ分野の社会貢献活動を継続的に公表しており、国内外の投資フォーラムや展示会にも出展している。カラバフ・東ザンゲズル地域の再建に伴う建設需要は、鉄筋を主力とする同社にとって国内市場の下支えとなる要素である。
参考資料
この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。