解説 · 2026年8月時点
バジス(Bazis)は、カザフスタンの建設・不動産開発グループである。1991年にアレクサンドル・ベロヴィチ氏がアルマトイで創業し、住宅開発から出発して、防災ダムや大型発電所の施工までを扱う総合建設会社になった。BIグループと並ぶ国内大手の一角である。
| 正式名 | ГК Bazis(バジス・グループ。中核は ТОО «Bazis Construction»、持株は «Базис-А») |
|---|---|
| 創業 | 1991年 |
| 本拠 | カザフスタン・アルマトイ |
| 事業 | 住宅・商業建築、産業建築、水利・防災構造物、発電設備の施工 |
| 売上高 | 3,168億テンゲ(2024年通期、Forbes Kazakhstanによる推計値) |
| 従業員 | 3,769人(2024年、Forbes Kazakhstan集計) |
| 竣工実績 | 年間約40万平方メートル(Forbes Kazakhstan集計) |
| オーナー | パーヴェル・ベロヴィチ氏(創業者アレクサンドル・ベロヴィチ氏の子) |
| 順位 | Forbes Kazakhstan「カザフスタン私企業75社」2025年版で第14位 |
事業
住宅と商業施設の開発・施工が本業で、年間およそ40万平方メートルを竣工させている(Forbes Kazakhstan集計)。カザフスタンのほか、ウズベキスタンとロシアでも施工実績を持つ。
近年は土木・エネルギー分野の比重が上がっている。2025年には高さ50.7メートル、貯留量1,000万立方メートルのチュクルブラク土石流防止ダムの建設を終え、同年春にはアスタナの700メガワット級ガス焚きボイラー「トゥラン」が完成した。2023年には韓国の斗山エナビリティ(Doosan Enerbility)と組んでトルキスタン州の1,000メガワット級ガスコンバインドサイクル発電所の入札を落札しており、投資額は7,000億テンゲ超、稼働は2026年の予定とされていた。
アスタナでは、ロシアのECマーケットプレイスOzon向けに建てられた3万8,000平方メートルのフルフィルメントセンターの施工も担った。
所有と規模
創業者アレクサンドル・ベロヴィチ氏の子であるパーヴェル・ベロヴィチ氏が所有する。Forbes Kazakhstanの集計では、2024年通期の売上高は3,168億テンゲ(同誌による推計値)、従業員は3,769人である。従業員数は2023年時点で8,200人と集計されており、統計の取り方が変わった可能性があるため、年ごとの比較には注意が要る。財務諸表は公表されていない。
参考資料
- 75 крупнейших частных компаний Казахстана — 2025 — Forbes Kazakhstan ↗
- ГК Bazis — Forbes Kazakhstan(企業ページ) ↗
- BAZIS-A(公式サイト) ↗
この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。