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ビジネス開発銀行(BRB)

ビジネス開発銀行(Biznesni rivojlantirish banki、略称BRB)は、ウズベキスタンの国有商業銀行である。農村の住宅・社会インフラ建設を融資してきたキシュロク・クリリシュ銀行を、2023年9月4日の大統領決定PP-292号によって中小企業支援に特化した銀行へ改組したもので、名称・使命・業務モデルを入れ替えた比較的新しい銀行である。

Biznesni rivojlantirish banki
公式サイト ↗

解説 · 2026年8月時点

ビジネス開発銀行(Biznesni rivojlantirish banki、略称BRB)は、ウズベキスタンの国有商業銀行である。農村の住宅・社会インフラ建設を融資してきたキシュロク・クリリシュ銀行を、2023年9月4日の大統領決定PP-292号によって中小企業支援に特化した銀行へ改組したもので、名称・使命・業務モデルを入れ替えた比較的新しい銀行である。

総資産では国内第9位(2026年7月1日時点、中央銀行統計から算出)。国有銀行の中では、農業向けのアグロバンク、年金のハルク銀行と並んで、政策目的が名称に直接書き込まれている銀行にあたる。

正式名«Biznesni rivojlantirish banki» aksiyadorlik tijorat banki(JSCB Business Development Bank、BRB)
前身キシュロク・クリリシュ銀行(Qishloq Qurilish Bank、農村建設銀行)
改組2023年9月4日の大統領決定PP-292号
ライセンス中央銀行ライセンス第93号(2023年9月30日)
本社ウズベキスタン・タシケント市ナヴォイ通り18A
事業中小企業金融を中心とする商業銀行
総資産41兆1,588億スム(2026年7月1日、銀行部門の4.1%)
貸出残高25兆7,766億スム(2026年7月1日)
預金16兆3,803億スム(2026年7月1日)
自己資本5兆4,904億スム(2026年7月1日)
拠点支店・銀行サービスセンター50か所超
子会社19社(BRB-CAPITAL、BRB-TECHなど)

改組の経緯

前身のキシュロク・クリリシュ銀行は、農村部の住宅建設と社会分野の開発を融資対象とする銀行だった。2023年9月4日の大統領決定PP-292号により、この銀行を基礎としてビジネス開発銀行が設立され、業務の重心が農村建設から起業・中小企業支援へ移された。中央銀行の銀行業務ライセンス第93号は2023年9月30日付である。

改組の際に打ち出されたのは、融資だけでなく事業の各段階を支える「エコシステム」を作るという方針だった。銀行本体に加え、各地域に置く「小規模事業支援センター」、投資・リース・ファクタリング・マイクロファイナンスを担うBRB-CAPITALやBRB-TECHなど、19の専門子会社を抱える構成になっている。

規模と財務

2026年7月1日時点の総資産は41兆1,588億スム、貸出残高は25兆7,766億スム、預金は16兆3,803億スム、自己資本は5兆4,904億スムである(中央銀行「商業銀行の主要指標」)。総資産は銀行部門全体の4.1%にあたる。

全国の全州に50か所を超える支店・銀行サービスセンターを置く。財務諸表は国際財務報告基準(IFRS)で作成し、KPMGなどの国際会計事務所の監査を受けていると同行は説明している。

位置づけ

ウズベキスタンの銀行部門は、2026年7月1日時点で総資産の62.4%、貸出の65.7%を国有銀行が占める。政府は国有銀行の民営化を掲げているが、BRBのように政策目的を明示して新設・改組された銀行も並行して存在しており、国家が信用配分に関与する仕組みは残っている。

なお中央銀行が2025年11月に公表した2026年の「システム上重要な銀行」の一覧(NBU、アグロバンク、ウズサノアトクリリシュバンク、ハルク銀行、イポテカバンク、カピタルバンク、アサカバンクの7行)にBRBは含まれていない。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

ビジネス開発銀行(BRB)とは | Caspian Intelligence