解説 · 2026年8月時点
ブザチ・ネフチ(Бузачи нефть)は、カザフスタン西部マンギスタウ州で石油・ガスの探鉱と生産を行う中堅の生産者である。1993年設立で、現在はカラトゥルン・ヴォストチヌイ(東カラトゥルン)とカラトゥルン・モルスコイ(海洋カラトゥルン)の2鉱区で操業している。社名のブザチはカスピ海に突き出たブザチ半島に由来し、この一帯は重質油の産地として知られる。
2024年通期の売上高は588億テンゲで前年の664億テンゲから11.5%減り、純利益は29億テンゲと前年の185億テンゲから84%(156億テンゲ)減った。
| 正式名 | ТОО «Бузачи нефть»(Buzachi Neft LLP) |
|---|---|
| 設立 | 1993年 |
| 事業 | 石油・ガスの探鉱と生産 |
| 操業鉱区 | カラトゥルン・ヴォストチヌイ、カラトゥルン・モルスコイ(いずれもマンギスタウ州) |
| 売上高 | 588億テンゲ(2024年通期、前年比11.5%減) |
| 純利益 | 29億テンゲ(2024年通期、前年比84%減) |
| 従業員 | 280人(2025年12月時点) |
| 単独株主 | ムラト・サフィン |
| 順位 | 第57位(フォーブス・カザフスタン「75大私企業」2025年版) |
環境事故と賠償
2023年6月9日、同社が扱うカラトゥルン・ユジヌイ(南カラトゥルン)鉱区で事故が発生した。2024年、同社は国に対して22億テンゲの損害賠償を行うよう命じられている。
カザフスタン西部の油田では、老朽設備や不十分な廃棄物処理をめぐる環境規制の執行が近年強まっており、中堅生産者にとって環境コストは無視できない経営要因になっている。
所有
単独株主はムラト・サフィンである。従業員は280人(2025年12月時点)と、売上規模の割に少人数で運営されている。
参考資料
- 75 крупнейших частных компаний Казахстана — 2025 — Forbes Kazakhstan(2025年12月8日) ↗
- ТОО «Бузачи нефть» — Forbes Kazakhstan(企業ページ) ↗
この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。