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コカ・コーラ・イチムリギ・ウズベキスタン

コカ・コーラ・イチムリギ・ウズベキスタン(Coca-Cola Ichimligi Uzbekiston、通称コカ・コーラ・ボトラーズ・ウズベキスタン)は、ウズベキスタンでコカ・コーラ製品を製造・販売するボトラーである。1993年にウズベキスタン政府とコカ・コーラの合弁として設立され、1994年3月に生産を始めた。2021年に国が保有していた57.118%の持分がトルコのコカ・コーラ・イチェジェキ(CCI)へ売却され、民間企業となった。

Coca-Cola Ichimligi Uzbekiston

解説 · 2026年8月時点

コカ・コーラ・イチムリギ・ウズベキスタン(Coca-Cola Ichimligi Uzbekiston、通称コカ・コーラ・ボトラーズ・ウズベキスタン)は、ウズベキスタンでコカ・コーラ製品を製造・販売するボトラーである。1993年にウズベキスタン政府とコカ・コーラの合弁として設立され、1994年3月に生産を始めた。2021年に国が保有していた57.118%の持分がトルコのコカ・コーラ・イチェジェキ(CCI)へ売却され、民間企業となった。

この売却は、ウズベキスタンの民営化のなかでも規模と注目度の大きい案件だった。長く政治的な争いの対象となってきた企業が国際的なボトラーの傘下へ移った点で、同国の投資環境の転換を示す事例として扱われている。

正式名Coca-Cola Ichimligi Uzbekiston Ltd.(コカ・コーラ・ボトラーズ・ウズベキスタン)
設立1993年(ウズベキスタン政府とコカ・コーラの合弁として)
生産開始1994年3月
本拠タシケント
生産拠点4か所(タシケントに2か所、ナマンガン、ウルゲンチに各1か所)
所有コカ・コーラ・イチェジェキ(CCI、トルコ)が2021年9月に国有株57.118%を2億5,228万ドルで取得
事業炭酸飲料・非炭酸飲料の製造と流通

設立と所有の変遷

合弁の設立時の出資者は、コカ・コーラ・エクスポート・コーポレーション、ROZトレーディング、食品工業企業協会の3者で、それぞれ33.3%を持っていた。生産は1994年3月に始まり、当初の生産目標は年間220万ガロンだった。

その後ROZトレーディングは複数の取引を通じて持分を55.055%まで増やし、支配株主になった。2000年代初頭にこの持分をめぐる争いが起こり、最終的にムジムペックスが政府から1,410万ドルで多数持分を取得した。この経緯は国際的な仲裁と報道の対象になっている。以後、国が57.1%を保有し、残りをコカ・コーラ側が持つ構成が続いた。

2021年8月6日、ウズベキスタン国家資産管理庁は、コカ・コーラ・イチェジェキ(CCI)の完全子会社CCIインターナショナル・ホランドに対して57.118%の持分を2億5,228万ドルで売却することで合意したと発表した。コカ・コーラ・エクスポート・コーポレーション(米国)は先買権を行使せず、商標の権利者も支配権の変更に同意した。代金は2021年9月28日に国家資産管理庁の特別国庫口座へ払い込まれ、翌29日にタシケントで開かれた経済フォーラムの場で持分譲渡の証書が署名された。取引は2021年9月30日に完了し、CCIが経営権を握った。

事業

本社はタシケントにあり、生産拠点は4か所(タシケントに2か所、ナマンガン、ウルゲンチに各1か所)である。炭酸飲料を中心に、非炭酸飲料も扱う。2019年時点でウズベキスタンの清涼飲料市場のおよそ半分を占め、売上高は1兆4,000億スムだったとされる。

ウズベキスタンは人口3,700万人規模で、平均年齢が若く、飲料市場の伸びしろが大きい。CCIはトルコ、パキスタン、中央アジア、コーカサス、中東の各国でボトリング事業を展開しており、ウズベキスタンの取得によって中央アジアの事業基盤を広げた。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

コカ・コーラ・イチムリギ・ウズベキスタンとは | Caspian Intelligence