解説 · 2026年8月時点
エイコス(Эйкос)は、カザフスタンでタイヤの販売とタイヤサービスを手がける流通企業である。1996年に一軒のタイヤ店として始まり、2020年代には全国17都市に39のサービスセンターを構えるまでになった。日本ではまったく知られていないが、フォーブス・カザフスタンが2025年12月に公表した私企業ランキング「75大私企業」では第44位に入っている。
取り扱いは乗用車用から大型トラック用、農業機械用、産業車両用まで1万点を超える。ボルボとルノーの大型トラックについては、カザフスタンにおける認定サービス・保証整備のパートナーになっている。
| 正式名 | ТОО «Эйкос»(Eikos LLP) |
|---|---|
| 創業 | 1996年 |
| 本拠 | カザフスタン・セメイ(アバイ州) |
| 事業 | 自動車用タイヤの販売と、タイヤ交換・整備などの技術サービス |
| 拠点 | 17都市に39のタイヤサービスセンター(2025年12月時点) |
| 売上高 | 680億8,000万テンゲ(2024年通期、前年比9.95%減) |
| 純利益 | 11億テンゲ(2024年通期) |
| 従業員 | 1,400人(2025年12月時点) |
| 創業者 | アレクサンドル・ソロヴィヨフ、ヴィクトル・グジン |
| 順位 | 第44位(フォーブス・カザフスタン「75大私企業」2025年版) |
事業
本業は輸入タイヤと国産タイヤの卸・小売である。実店舗網に加えてオンライン販売も持ち、タイヤの選定から取り付け、整備までを自社のサービスセンターで一貫して扱う。カザフスタンは冬季の路面凍結が厳しく、乗用車のタイヤ交換需要が季節ごとに大きく動く市場であり、この会社の商売はその季節性の上に成り立っている。
本社機能は東部のセメイに置かれ、支店はアルマトイ、アスタナ、カラガンダ、パブロダル、セメイ、ウスチカメノゴルスク、ペトロパブロフスク、シムケント、クズロルダ、エキバストゥズなどに広がる。
業績
2024年通期の売上高は680億8,000万テンゲで、前年の756億テンゲから9.95%減った。純利益は11億テンゲである。売上規模に対して利益率が低いのは、在庫を抱えて薄いマージンで回す流通業の性格による。
従業員は1,400人(2025年12月時点)で、売上規模が近い同ランキングの他社と比べても人員を多く抱える。店頭とサービス工場の人手が事業の中身を占めることの表れである。
参考資料
- 75 крупнейших частных компаний Казахстана — 2025 — Forbes Kazakhstan(2025年12月8日) ↗
- ТОО «Эйкос» — Forbes Kazakhstan(企業ページ) ↗
- ЭЙКОС — 公式サイト(会社案内) ↗
この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。