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エスハタ銀行

北部ホジャンドに本店を置くタジキスタン最大の民間銀行。総資産90億ソモニ、貸出残高54億ソモニ(2026年6月末)はいずれも民間で首位である。

OJSC Eskhata Bank
公式サイト ↗

解説 · 2026年8月時点

エスハタ銀行(Eskhata Bank)は、タジキスタン最大の民間銀行である。本店は首都ドゥシャンベではなく、北部ソグド州の中心都市ホジャンドにある。総資産90億ソモニ(2026年6月末)は国有のアモナトボンクに次ぐ2位で、貸出残高では54億ソモニと国内最大である。国有銀行が預金の受け皿に偏るなかで、実際に企業と個人へ資金を回している中心的な担い手といえる。

正式名OJSC «Eskhata Bank»
本店タジキスタン・ホジャンド(ソグド州、ガガーリン通り135)
株主ノシロフ姓の個人株主4人が各10%を保有。ほかに10%以上の株主はない
登録資本金1億2,530万4,690ソモニ
総資産90億4,700万ソモニ(2026年6月末、民間銀行で最大)
貸出54億4,130万ソモニ(2026年6月末)
預金51億4,770万ソモニ(2026年6月末)
支店・カード支店30、発行済みカード156万3,080枚(2026年6月末)

北部発の民間銀行

同行はソグド州ホジャンドを拠点とする。ホジャンドはフェルガナ盆地の西端に位置する古都で、ウズベキスタン国境に近い商業の集積地である。首都ではなくこの地から全国規模の銀行が育った点は、タジキスタン経済の南北二極構造を反映している。

株主構成は、ノシロフ姓の個人4人が各10%を保有し、それ以外に適格保有(10%以上)の株主はいないと国立銀行が開示している。国有でも外資系でもない、国内資本の同族色の強い銀行である。

貸出に傾いた資産構成

2026年6月末の資産構成は、総資産90億4,700万ソモニに対して貸出が54億4,130万ソモニと6割を占める。預金51億4,770万ソモニを上回る貸出を出しており、資金の回し方は明確に商業銀行型である。同時期のアモナトボンク(総資産130億に対して貸出28億)と比べると、性格の違いがはっきりする。

2026年上半期の利益は2億2,090万ソモニで、自己資本は16億4,950万ソモニだった。支店30、発行済みカード156万枚と、全国的な小売基盤も持つ。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

エスハタ銀行とは | Caspian Intelligence