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GPIホールディング

GPIホールディング(GPI Holding)は、ジョージアの総合保険会社である。2001年からジョージア市場で営業し、オーストリアのウィーン保険グループ(VIG)の一員として、同グループのATBIH GmbHを親会社に持つ。

Insurance Company GPI Holding
公式サイト ↗

解説 · 2026年8月時点

GPIホールディング(GPI Holding)は、ジョージアの総合保険会社である。2001年からジョージア市場で営業し、オーストリアのウィーン保険グループ(VIG)の一員として、同グループのATBIH GmbHを親会社に持つ。

保険国家監督局の集計では、2025年通期の元受収入保険料は2億5,142万ラリで、TBC保険に次ぐ2位だった。支払保険金は1億578万ラリで、この年は全社中で最も多い。医療保険を軸に、自動車・財産・賠償責任まで広く扱う総合型の会社である。

正式名JSC Insurance Company GPI Holding(სს სადაზღვევო კომპანია ჯი პი აი ჰოლდინგი)
登記2001年6月14日
本社トビリシ、V.ボチョリシビリ通り88/15
親会社ATBIH GmbH(オーストリア)。ウィーン保険グループ(Vienna Insurance Group)の一員
事業医療保険、自動車保険、財産保険、傷害保険、旅行保険、賠償責任保険ほか
監督保険国家監督局(ISSSG)
経営ゼネラル・ディレクター パータ・ロマゼ
元受収入保険料2億5,141万7,000ラリ(2025年通期、元受・グロス。全社中2位)
支払保険金1億578万5,000ラリ(2025年通期、元受。全社中最大)
主な子会社JSC Curatio(100%)、Global Assistance Georgia(50%)
監査人KPMGジョージア
売上高1億3,596万6,000ラリ(2021年通期、Forbes Georgiaのランキングによる)

資本関係

同社は自社を「2001年からジョージアの保険市場にある、ウィーン保険グループの一員」と説明している。企業登記に記載された親会社はオーストリア登記のATBIH GmbH(登記番号FN 471339x)で、VIGが中東欧・南東欧の事業をまとめるために設けた持株会社である。

監査役会の構成にもこの資本関係が表れており、ハンガリー、トルコ、オーストリア、チェコの各国籍の役員がジョージア人役員とともに名を連ねる(2026年8月時点の登記情報)。財務諸表の監査人はKPMGジョージアである。

子会社として医療分野のJSC Curatioを100%、アシスタンス業務のGlobal Assistance Georgiaを50%保有する。

事業と業績

保険国家監督局の2025年通期統計によれば、同社の元受収入保険料(グロス、元受のみ)は2億5,141万7,000ラリで、市場全体14億1,122万ラリの約18%にあたる。うち法人契約の比重が大きいのが特徴で、契約件数でも法人向けが個人向けを上回る。

同年の支払保険金は1億578万5,000ラリで、19社のなかで最も多かった。医療保険の比重が高い会社では保険金の絶対額も大きくなる。出再した再保険料は6,151万8,000ラリである。

個人向けには提携医療機関網を通じた医療保険、自動車保険、住宅保険を売り、法人向けには従業員向け医療保険を中心に据える。

市場での位置

ジョージアの保険市場は2025年通期の元受収入保険料が14億1,122万ラリで、種目別では医療保険が42.5%、自動車車両保険が21.0%、財産保険が11.2%を占める。会社別ではTBC保険、GPIホールディング、アルダギの3社が抜けており、上位3社で市場のおよそ半分を握る。

外資系の総合保険会社が上位に食い込んでいる点は、銀行部門が国内2強で占められているジョージアの金融市場のなかでは対照的な構図といえる。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

GPIホールディングとは | Caspian Intelligence