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GTグループ

GTグループ(GT Group)は、ジョージアで自動車・機械の輸入販売と整備を軸に事業を広げてきた非公開の持株会社である。1999年の創業で、乗用車ではBMW、MINI、フォード、ランドローバー、ジャガー、スズキ、中国のBYDを、商用車と建設・農業機械ではフォード・トラックス、イヴェコ、ニューホランドを扱う。フォーブス・ジョージアの「100大企業」(2021年決算)では売上高3億5,298万ラリで第27位に入った。

GT Group
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解説 · 2026年8月時点

GTグループ(GT Group)は、ジョージアで自動車・機械の輸入販売と整備を軸に事業を広げてきた非公開の持株会社である。1999年の創業で、乗用車ではBMW、MINI、フォード、ランドローバー、ジャガー、スズキ、中国のBYDを、商用車と建設・農業機械ではフォード・トラックス、イヴェコ、ニューホランドを扱う。フォーブス・ジョージアの「100大企業」(2021年決算)では売上高3億5,298万ラリで第27位に入った。

ジョージアには自動車の製造業がなく、輸入と再輸出が経済の大きな部分を占める。フォーブス・ジョージアによれば、近年の統計で乗用車は輸入全体の15%を占め、その半分以上が再輸出に回って輸出全体の36%にあたる規模になっている。正規ディーラー網はこの流れの中で新車と整備を担う部分であり、GTグループはその上位に位置する事業者である。

正式名GT Group(ジョージアの非公開持株会社)
創業1999年
本拠ジョージア・トビリシ
事業乗用車・商用車・建設機械・農業機械の輸入と整備、潤滑油、舶用機器、ワイン醸造機材
主なブランドBMW、MINI、フォード、BYD、ランドローバー、ジャガー、スズキ、フォード・トラックス、イヴェコ、ニューホランド、BPカストロール
主な子会社GTモーターズ、ユーロプロダクト、コルヒ
売上高3億5,298万ラリ(2021年通期。フォーブス・ジョージア「100大企業」第27位)
GTモーターズの業績売上高3億760万ラリ、税引前利益5,920万ラリ、総資産1億7,660万ラリ(2023年通期)

沿革と構成

1999年に創業した多角経営の私企業で、25年以上にわたり国内で有力な地位を保ってきたと自社は説明している。持株会社の下にGTモーターズ、ユーロプロダクト、コルヒの3社を置く構成で、このうち自動車の販売・整備を担うのがGTモーターズである。

自動車部門のGTモーターズが自動車業界で事業を始めたのは2007年で、BMW、MINI、フォード、ランドローバー、ジャガー、スズキの正規代理店を務める。フォーブス・ジョージアが会計・報告・監査監督局のポータル(reportal.ge)の提出資料をもとにまとめた2025年10月の自動車ディーラー番付では、GTモーターズが利益率20.1%で首位となり、2023年通期の売上高は3億760万ラリ(前年比68.9%増)、税引前利益は5,920万ラリ(同55.7%増)、総資産は1億7,660万ラリだった。株式はギオルギ・グヴェレシアニ、ギオルギ・タヴディシヴィリ、テムル・ウスティアシヴィリの3氏が均等に保有する。

事業分野

商用・建設・自治体向け・農業用の機械の輸入と整備が一つの柱である。同社はジョージアの大型トラック分野で首位に立ったとしており、2020年には3社の主要道路建設会社に対しダンプトラック49台を納入したと公表している。道路網の整備が続くジョージアでは、この分野の需要は公共工事の発注量に強く連動する。

このほか、潤滑油(BPカストロール)の輸入販売、海運・レジャー用の舶用機器を扱うGTマリーン、ワイン醸造と葡萄栽培の設備・資材を扱うGTヴィネアといった部門を持つ。ワイン産業はジョージアの主要な輸出産業の一つであり、醸造設備の供給はそこに接続する事業である。

電気自動車では中国BYDの取り扱いを加えている。ジョージアは電気自動車の輸入関税を優遇しており、中古車を含む輸入市場で電動車の比率が上がっている分野にあたる。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

GTグループとは | Caspian Intelligence