解説 · 2026年8月時点
イモン・インターナショナル銀行(Bank Imon International)は、タジキスタン北部ホジャンドに本店を置く銀行である。欧州復興開発銀行(EBRD)とオランダ開発金融公社(FMO)が合わせて35.8%を保有しており、国際開発金融機関が株主として直接入っている点でこの国では珍しい。マイクロファイナンス機関を出自とし、小口貸出を主業とする。
| 正式名 | CJSC Bank «Imon International» |
|---|---|
| 本店 | タジキスタン・ホジャンド(ソグド州、第17小地区) |
| 株主 | 証券化ファンド「オルタナティブ」52.6%、オランダ開発金融公社(FMO)17.9%、欧州復興開発銀行(EBRD)17.9% |
| 登録資本金 | 1億1,111万1,000ソモニ |
| 総資産 | 29億260万ソモニ(2026年6月末) |
| 貸出 | 23億4,240万ソモニ(2026年6月末、総資産の81%) |
| 支店・カード | 支店27、発行済みカード35万5,521枚(2026年6月末) |
開発金融機関が株主に入る銀行
国立銀行が公表する株主一覧によれば、同行の適格株主は証券化ファンド「オルタナティブ」(52.6%)、オランダ開発金融公社(17.9%)、欧州復興開発銀行(17.9%)である。開発金融機関が資本参加している銀行は、財務規律や環境・社会面の要求が資本の側から入るため、同国の他行とは統治の性格が異なる。
経営陣にも外国人が入っており、2026年8月時点で会長職務代行はジョルジョ・パローラである。
小口貸出中心の資産
2026年6月末の総資産29億260万ソモニに対し、貸出は23億4,240万ソモニで81%を占める。預金は12億7,850万ソモニで、貸出の半分ほどである。支店27に対してカードは35万枚と、小口の貸出顧客が中心の構成になっている。
2025年通期の利益は7,320万ソモニ、2026年上半期は3,810万ソモニだった。総資産は2025年末の25億7,940万ソモニから半年で13%増えている。
参考資料
- Banks — National Bank of Tajikistan(銀行一覧) ↗
- List of shareholders of banks — National Bank of Tajikistan ↗
- Financial indicators of banks — National Bank of Tajikistan(各行別の四半期指標) ↗
この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。