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インテグラ・コンストラクションKZ

カザフスタン最大の鉄道建設会社。ドストゥク〜モインティ間の複線化などカザフスタン鉄道の幹線増強を担い、道路や産業設備の施工も手がける。

Integra Construction KZ LLP
公式サイト ↗

解説 · 2026年8月時点

インテグラ・コンストラクションKZ(Integra Construction KZ)は、カザフスタン最大の鉄道建設会社である。独立後のカザフスタンで初めて新線を敷いた施工会社であり、中国国境のドストゥクからモインティに至る幹線の複線化や、モインティ〜クズルジャル線といった、中間回廊(カスピ海横断輸送ルート)の輸送力を左右する事業を担ってきた。鉄道のほか、道路、産業設備、水利構造物、上下水道も手がける総合建設会社である。

正式名ТОО «Integra Construction KZ»
設立1998年(旧称 Жол жөндеуші)
本拠カザフスタン・アスタナ
事業鉄道の新設・改修、道路建設、輸送物流インフラ、産業・水利・住宅建築、インフラ配管
売上高4,188億テンゲ(2024年通期、前年の1,917億2,000万テンゲから2倍超)
純利益354億3,000万テンゲ(2024年通期)
従業員2,842人(2024年、Forbes Kazakhstan集計)
創業者シャフムラト・ムタリプ氏(2025年、Forbes Kazakhstan集計)
順位Forbes Kazakhstan「カザフスタン私企業75社」2025年版で第12位。2024年通期の売上高の伸び率(118.44%)は同ランキング全体で最大

沿革

1998年に設立された。当初の社名は「ジョル・ジョンデウシ(Жол жөндеуші、道路補修の意)」で、道路と鉄道の補修から出発した。2018年時点ではイタリア、アラブ首長国連邦、ポーランド、ジョージアに支店を、モスクワに駐在事務所を、セルビアに子会社を置いていた(Forbes Kazakhstan集計)。

所有者はこの間に交代している。Forbes Kazakhstanの2018年版はオリフジャン・シャディエフ氏とサディル・マフムトフ氏がPRIME System KZを通じて保有すると記していたが、2025年版では創業者としてシャフムラト・ムタリプ氏の名前が挙がっている。

主な施工実績

Forbes Kazakhstanが挙げる大型案件には、ドストゥク〜モインティ間の第二線路836キロ、アルマトイ迂回線75キロ、ウズベキスタン国境へ向かうダルバザ〜マクタアラル線152キロ、モインティ〜クズルジャル線323キロが含まれる。いずれもカザフスタン鉄道(KTZ)が進める幹線の増強事業で、中国から欧州へ抜ける貨物の通過能力に直接効く区間である。

鉄道以外では、アスタナの第二下水処理施設(КОС-2)、アティラウ州のカシャガン油田に置く年間10億立方メートル規模のガス処理設備、トルキスタン州の1,000メガワット級ガスコンバインドサイクル発電所の建設などを実績として挙げている。

業績

2024年通期の売上高は4,188億テンゲで、前年の1,917億2,000万テンゲから2倍以上に増えた。この伸び率118.44%はForbes Kazakhstanの私企業75社ランキングで最大である。純利益は354億3,000万テンゲだった。鉄道インフラへの国家投資が集中した時期と重なる。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

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