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カピタル・バンク

パシャ・ホールディング傘下の大手商業銀行。デジタル銀行ブランド「バーバンク」を展開し、総資産は115億7,000万マナト(2025年末)。

Kapital Bank OJSC
公式サイト ↗

解説 · 2026年8月時点

カピタル・バンク(Kapital Bank)は、アゼルバイジャンの大手商業銀行である。民間のパシャ・ホールディング傘下にあり、総資産は115億7,000万マナト(2025年末時点)で国内有数の規模を持つ。同行を知るうえで欠かせないのがデジタル銀行ブランド「バーバンク(Birbank)」で、アプリを軸にした個人向け金融サービスとして国内で広く使われている。リテール業務のデジタル化という点では、コーカサス地域でも先行する銀行の一つである。

正式名Kapital Bank OJSC
本店アゼルバイジャン・バクー
事業商業銀行業務。デジタル銀行ブランド「バーバンク(Birbank)」を展開
総資産115億7,000万マナト(2025年末)
貸出金51億マナト(2025年末、総資産の44%)
自己資本13億3,000万マナト(2025年末)
純利益2億7,456万マナト(2025年通期、前年比15%増)
受取利息11億7,000万マナト(2025年通期、前年比31%増)
親会社パシャ・ホールディング

業績

2025年通期の純利益は2億7,456万マナトで、前年比15%増だった。受取利息は11億7,000万マナトと31%伸びており、貸出の拡大が収益をけん引した形である。2025年末時点の総資産は115億7,000万マナト、自己資本は13億3,000万マナト、貸出金は51億マナトで総資産の44%を占める。貸出の伸びは個人向けと零細事業者向けが中心だと説明されている。

アゼルバイジャンの銀行業は、国有のABB(アゼルバイジャン国際銀行)と、パシャ・ホールディング傘下のカピタル・バンクおよびパシャ・バンクが上位を占める構造にある。パシャ・グループ全体で見ると、2024年末時点の同国銀行部門の資産シェアは36.97%に達する。

バーバンクとデジタル化

同行の個人向け事業は、モバイルアプリ「バーバンク」を中心に組み立てられている。キャッシュバック型カード、分割払いカード、モバイル経由の預金や消費者ローン、債券の購入までをアプリ内で完結させる設計で、店舗網に依存しないサービス提供に軸足を移してきた。手話対応の窓口やアプリ内のAIアシスタントの導入など、機能追加が継続的に発表されている。

資金調達では自行の債券を個人投資家向けに募集しており、募集額の3倍近い需要が集まった回もある。銀行預金以外の運用手段が乏しいこの国で、個人向け債券市場の育成にも関わっている。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

カピタル・バンクとは | Caspian Intelligence