解説 · 2026年8月時点
ラックス・オイル(LLC Lux Oil)は、ジョージアの石油製品輸入会社である。2014年に登記され、ガソリンと軽油を輸入して国内で卸売する。Forbes Georgiaが2021年の財務諸表をもとにまとめた民間企業番付では、売上高1億7,926万4,161ラリで58位に入り、前年から15位上げた。
ジョージアは原油も石油製品もほぼ全量を輸入に頼る。給油所網はウィソル、ガルフ、SOCAR、ロムペトロル、ルクオイルの5系列が大きな比重を占めるが、その背後には給油所を持たずに輸入と卸売だけを担う事業者が複数あり、独立系の給油所や運送会社、建設会社に燃料を供給している。ラックス・オイルはこの層に属する。
| 正式名 | შპს ლუქს ოილი(LLC Lux Oil) |
|---|---|
| 企業登記番号 | 426522523 |
| 登記 | 2014年1月16日 |
| 本拠 | ジョージア |
| 事業 | 石油製品の輸入と卸売 |
| 売上高 | 1億7,926万4,161ラリ(2021年通期、Forbes Georgiaの企業番付で58位) |
| 代表者 | メラビ・ギオルガゼ(企業登記、2026年8月時点) |
| 監査人 | FAS監査(2024年度個別財務諸表) |
位置づけ
同社は自社の給油所ブランドを持たず、消費者向けの広報もほとんど行っていない。それでも売上高で国内100位以内に入るのは、燃料が単価の高い商品であり、輸入と卸売だけでも取扱金額が大きくなるためである。Forbes Georgiaの同じ番付には、石油製品の輸入・販売を主業とする企業としてロムペトロル・ジョージア(6位)、スティール・インターナショナル・トレーディング(7位)、サン・ペトロリウム・ジョージア(ガルフ、8位)、ルクオイル・ジョージア、ウィソル・ペトロリウム・ジョージアなどが並び、上位の常連となっている。
ジョージアの燃料輸入は、ロシア、アゼルバイジャン、ルーマニア、トルコなどからの製品輸入で構成される。ロシアのウクライナ侵攻後は調達先の組み替えと価格変動が続いており、輸入業者の売上高は数量よりも価格の影響を強く受ける。2021年の番付順位が前年から大きく動いている企業が多いのは、この価格変動を映している。
企業情報
法人形態は有限責任会社(შპს)で、企業登記番号は426522523、登記日は2014年1月16日である。登記上の代表者はメラビ・ギオルガゼ(2026年8月時点)。登記上の主たる活動分類は「卸売・小売、自動車・二輪車の修理」に属する。
会計・報告・監査監督局(SARAS)の報告ポータルには2018年度以降の財務諸表を提出しており、2024年度の個別財務諸表の監査人はFAS監査(監査責任者タマル・モデバゼ)である。同ポータルの企業画面では親会社・子会社の登録は確認できず、国内資本の独立系企業とみられる形になっている。財務諸表の中身は登録利用者にしか開かれていないため、直近の売上高や利益は公開の画面では確認できない。
同社は独自のウェブサイトを公表しておらず、事業の詳細、輸入量、取引先の構成といった情報は公開資料からは確認できない。
参考資料
- შპს ლუქს ოილი — 企業登記・報告一覧(SARAS 報告ポータル) ↗
- The 100 Largest Georgian Companies by Revenue — Forbes Georgia(2021年決算に基づく、2024年1月9日) ↗
この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。