ORGANIZATION · COMPANY

マグティコム

ジョージア最大の移動体通信事業者。1997年に同国初の携帯電話サービスを商用化し、3G、4G、5Gの導入でも先行してきた。株式は米国法人が保有する。

MagtiCom LLC
公式サイト ↗

解説 · 2026年8月時点

マグティコム(MagtiCom)は、ジョージア最大の移動体通信事業者である。1997年にこの国で最初の携帯電話サービスを商用化した会社の一つで、以後3G、4G、5Gと世代交代の先頭を走ってきた。米国法人が株式を持つ点でも、旧ソ連圏の通信事業者としては珍しい資本構成である。

正式名MagtiCom LLC
設立1996年2月12日(商用開始は1997年9月)
本社ジョージア・トビリシ
株主インターナショナル・テルセル・セルラー、テルセル・ワイヤレス(いずれも米国法人)
事業移動体通信、固定ブロードバンド、IPテレビ、衛星放送
売上高約5億2,043万ラリ(2021年通期、Forbes Georgia集計)
市場での位置移動体の収益シェアで国内首位

沿革

1996年2月12日に移動体通信事業者として設立され、1997年9月に商用サービスを開始した。創業者はギア・ジョフタベリゼである。2001年にGPRS、2006年に3G、2012年に衛星放送、2015年に4G/LTE、2016年に4.5Gと、新技術の導入は一貫して国内で最も早い。

2016年11月には固定通信のデルタコムを完全子会社化し、移動体だけの会社から総合通信事業者へ広がった。2018年にはジョージアで初めてVoLTEを商用化し、2019年にeSIM、2020年8月から5Gの試験を始めている。株式は米国のインターナショナル・テルセル・セルラーとテルセル・ワイヤレスが保有する。

市場での位置と5G

ジョージアの移動体市場はマグティコム、シルクネット、セルフィー・モバイルの3社で構成され、収益ベースのシェアでは同社が首位を保つ。国家通信委員会は、欧州連合の専門家の助言として、事前規制がなければ同社が4割超のシェアを持ち続けるとの見方を公表しており、市場支配力は規制上の論点になっている。

5Gでは、標高3,650メートル地点で商用網を立ち上げたことを公表している。山岳国であるジョージアの地形を逆手に取った展開で、同社によればこの高度での5G提供は世界でも上位に入る。英国規格協会からISO 27001(情報セキュリティ)の認証も取得している。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

マグティコムとは | Caspian Intelligence