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マジッド・アル・フッタイム・ハイパーマーケッツ・ジョージア(カルフール・ジョージア)

マジッド・アル・フッタイム・ハイパーマーケッツ・ジョージアは、フランス発祥の小売ブランド「カルフール」をジョージアで運営する会社である。運営主体はドバイの複合企業マジッド・アル・フッタイムで、同社は中東・アフリカ・アジアの30か国以上でカルフールの独占フランチャイズ権を持つ。ジョージアでは2012年に第1号のハイパーマーケットを開いた。

Majid Al Futtaim Hypermarkets Georgia

解説 · 2026年8月時点

マジッド・アル・フッタイム・ハイパーマーケッツ・ジョージアは、フランス発祥の小売ブランド「カルフール」をジョージアで運営する会社である。運営主体はドバイの複合企業マジッド・アル・フッタイムで、同社は中東・アフリカ・アジアの30か国以上でカルフールの独占フランチャイズ権を持つ。ジョージアでは2012年に第1号のハイパーマーケットを開いた。

ジョージアの食品小売でカルフールは大型店を軸に展開しており、住宅街の小型店を敷き詰めるオリ・ナビジやデイリー・グループとは客層と出店戦略が異なる。ガルト&タガートの推計では、2024年のブランド系小売チェーン売上に占めるシェアは10.0%で第4位、首都トビリシに限れば13.0%だった。

正式名LLC Majid Al Futtaim Hypermarkets Georgia
店舗ブランドカルフール(ハイパーマーケット、スーパーマーケット)
ジョージア進出2012年(第1号ハイパーマーケット)
本拠ジョージア・トビリシ
事業食品・日用品の小売
売上高5億7,030万1,000ラリ(2021年通期。フォーブス・ジョージア「100大企業」第14位)
市場シェアブランド系小売チェーン売上の10.0%(2024年通期、ガルト&タガート推計)。トビリシに限れば13.0%
親会社マジッド・アル・フッタイム(アラブ首長国連邦・ドバイ)

位置づけ

ジョージアの食品小売市場(FMCG)は2024年に総額227億ラリで、うちブランド系チェーンが92億ラリ(40.4%)を占めた。チェーンの比率は2023年の37.6%から上がっており、ガルト&タガートは2028年に52.0%へ達すると見込んでいる。露天市場や個人商店からチェーン店への置き換えが続く市場である。

上位5社は2024年にブランド系チェーン売上の74.9%を占めた。内訳はデイリー・グループ27.6%、オリ・ナビジ17.0%、ニコラ16.4%、カルフール10.0%、アグロハブ3.9%である。カルフールは大型店中心のため店舗数では上位に入らないが、1店当たりの売上が大きい。

ジョージアではブランド系チェーンの新規出店が地方へ広がっており、2024年には約500店が開業し、そのうち約350店が地方だった。トビリシと地方の店舗数がほぼ並んだ一方、1店当たりの売上はトビリシが約3割高い。大型店を中心とするカルフールのシェアが地方(2024年に5%前後)で低いのは、この構造を反映している。

親会社

親会社のマジッド・アル・フッタイムは1992年創業のドバイの複合企業で、小売のほかショッピングモール、ホテル、レジャー施設を運営する。カルフール事業はこのグループの中核で、複数の国と地域に300店超を展開している。2025年にはバーレーンやオマーン、ヨルダンなど一部の市場でカルフール事業から撤退し、自社ブランドへの転換を進めた。ジョージア事業はこの再編の対象には含まれていない。

買収報道

2023年9月、ジョージアの経済紙コメルサントは、国内最大級のスーパーマーケットチェーンであるオリ・ナビジが売却対象となっており、カルフールが最有力の買い手候補だと報じた。ただし情報は非公式で両社ともコメントを避けており、その後に取引が成立したことを確認できる公表資料は見当たらない。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

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