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マジョレル・ジョージア

マジョレル・ジョージア(LLC Majorel Georgia)は、トビリシとバトゥミに拠点を置くビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)会社である。欧州の企業に代わって多言語のカスタマーサポート、受注処理、コンテンツ管理といった業務を請け負う。Forbes Georgiaが2021年の財務諸表からまとめた民間企業番付では売上高1億7,603万6,000ラリで59位に入り、前年から29位上げた。番付では珍しい輸出型のサービス業である。

Majorel Georgia

解説 · 2026年8月時点

マジョレル・ジョージア(LLC Majorel Georgia)は、トビリシとバトゥミに拠点を置くビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)会社である。欧州の企業に代わって多言語のカスタマーサポート、受注処理、コンテンツ管理といった業務を請け負う。Forbes Georgiaが2021年の財務諸表からまとめた民間企業番付では売上高1億7,603万6,000ラリで59位に入り、前年から29位上げた。番付では珍しい輸出型のサービス業である。

親会社はオランダのDutch Contact Centers (DCC) B.V.で、マジョレル・グループの持株構造の一部である。マジョレル自体は2023年にフランスのテレパフォーマンス(Teleperformance)に買収され、グループの拠点は各国でTPブランドへ切り替えられている。ジョージアの拠点もTPジョージアを名乗って営業している。

正式名შპს მეიჯერელ საქართველო(LLC Majorel Georgia)
企業登記番号405156147
登記2016年6月29日
本拠ジョージア・トビリシ。バトゥミにも拠点
事業コールセンター・カスタマーサポートの受託(BPO)、バックオフィス業務の代行
親会社Dutch Contact Centers (DCC) B.V.(オランダ、登記番号27346334)
売上高1億7,603万6,000ラリ(2021年通期、Forbes Georgiaの企業番付で59位)
監査人PwCジョージア(2024年度個別財務諸表)
ブランド2023年のテレパフォーマンスによる買収後、グループはTPブランドに統一

沿革

企業登記は2016年6月29日で、登記上の主たる活動分類は「情報・通信」である。マジョレルは2019年、ドイツのベルテルスマン傘下のアルバト(Arvato CRM)とモロッコのサハム系のコンタクトセンター事業を統合して発足したブランドで、ジョージア拠点はその欧州側のネットワークに組み込まれた。

2023年、テレパフォーマンスがマジョレルの株式の大半を取得して統合が完了した。統合後のグループは世界95か国前後に拠点を持ち、従業員数は約50万人規模とされる。ジョージアの現地法人は、2026年8月時点でも企業登記上は「მეიჯერელ საქართველო(マジョレル・ジョージア)」の商号のままで、対外的にはTPジョージアの名称を使っている。

ジョージアにおけるBPO産業

ジョージアがBPOの立地として選ばれてきた理由は、人件費が西欧より低いこと、時差が欧州と小さいこと、英語・ロシア語・ドイツ語などを扱える人材が都市部に集まっていること、法人設立と外貨送金の手続きが比較的簡素なことにある。トビリシとバトゥミには複数の国際BPO事業者が拠点を構えている。

この業種はサービスの輸出であり、稼いだ外貨がそのまま国内の賃金として支払われる。ジョージアの国際収支ではサービス輸出の一項目として現れ、観光とならんで外貨の稼ぎ手になっている。同社の売上高が国内企業番付の上位に入るのは、その規模を示している。

企業情報

法人形態は有限責任会社(შპს)、企業登記番号は405156147である。会計・報告・監査監督局(SARAS)の報告ポータルへの2024年度の届出では、親会社としてオランダのDutch Contact Centers (DCC) B.V.(登記番号27346334)が記載されている。同年度の個別財務諸表の監査人はPwCジョージア(監査責任者ラシャ・ジャネリゼ)である。

登記上の取締役には、マジョレルの経営陣を務めたディミトリオス・ケラスタリスをはじめ複数の外国籍の役員が名を連ねる(2026年8月時点)。従業員数と拠点別の座席数は公開資料では確認できない。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

マジョレル・ジョージアとは | Caspian Intelligence