解説 · 2026年8月時点
メチタ(Мечта、ロシア語で「夢」の意)は、カザフスタンの家電量販チェーンである。運営会社はアスタナに本社を置くメチタ・マーケットで、全国51都市に87店舗を展開する。スルパク、テフノドムと並ぶ国内家電小売の三強の一つであり、首都圏と地方都市に厚い店舗網を持つ点に特色がある。
| 正式名 | ТОО «Мечта Маркет»(店舗ブランドは «Мечта») |
|---|---|
| 本拠 | カザフスタン・アスタナ |
| 事業 | 家電・電子機器の小売 |
| 店舗網 | カザフスタン51都市に87店舗(2025年、Forbes Kazakhstan集計) |
| 取扱品目 | 2万種類超 |
| 売上高 | 2,611億テンゲ(2024年通期、前年の3,080億テンゲから減少) |
| 純利益 | 63億2,000万テンゲ(2024年通期) |
| 従業員 | 2,822人(2024年、Forbes Kazakhstan集計) |
| 所有 | エレム・アルチュニャン氏、ユーリー・ゴッツェリグ氏、リマ・ウソリツェワ氏、ТОО «Союз 12 Астана»、ТОО «Новые Инвестиции» |
| 順位 | Forbes Kazakhstan「カザフスタン私企業75社」2025年版で第21位 |
事業
取扱品目は2万種類を超える。2024年には法人向け(B2B)部門と卸売部門を新設し、個人向け小売に偏っていた収益の構成を広げようとしている。同時に、顧客体験と物流の改善を狙ったデジタル化にも投資している(2025年、Forbes Kazakhstan集計)。
業績
2024年通期の売上高は2,611億テンゲで、前年の3,080億テンゲから減った。純利益は63億2,000万テンゲである。売上高はForbes Kazakhstanの集計で2021年2,650億テンゲ、2022年3,100億テンゲ、2023年3,080億テンゲと推移してきた。店舗数も2023年時点の98店から87店へ絞り込まれている。
同じ時期に、同業のスルパクとテフノドムもそろって減収となっている。カザフスタンでは家電の購入に分割払いが広く使われ、その窓口はスーパーアプリのカスピ・ケーゼットのマーケットプレイスに集まっている。実店舗チェーンはこの構造の変化への対応を迫られている。
所有
所有者はエレム・アルチュニャン氏、ユーリー・ゴッツェリグ氏、リマ・ウソリツェワ氏、および法人2社(Союз 12 Астана、Новые Инвестиции)である。財務諸表は公表されていない。
参考資料
- 75 крупнейших частных компаний Казахстана — 2025 — Forbes Kazakhstan ↗
- ТОО «Мечта Маркет» — Forbes Kazakhstan(企業ページ) ↗
この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。