解説 · 2026年8月時点
オルジャ・アグロ(Olzha Agro)は、カザフスタン北部コスタナイ州を基盤とする大規模農業グループである。コスタナイ州はカザフスタンの穀倉地帯にあたり、小麦と油糧種子の主産地である。同社は穀物の生産から保管、輸出、製粉、乳製品の加工、さらに農業機械の製造までを一つのグループに束ねている。
| 正式名 | ГК «Олжа Агро»(Olzha Agro) |
|---|---|
| 本拠 | カザフスタン・コスタナイ州コスタナイ市 |
| 事業 | 穀物・油糧種子の生産、肉用・乳用牛の飼育、穀物の保管と輸出、農産物の加工、農業機械の製造 |
| 農地 | 25の農場、耕地40万ヘクタール、放牧地20万ヘクタール(2025年、Forbes Kazakhstan集計) |
| 設備 | 穀物エレベーター5基(合計70万トン)、コスタナイの製粉設備(日量300トンまで)、乳製品加工工場、農業機械工場、トレーディング会社 |
| 家畜 | 牛8,000頭超 |
| 売上高 | 396億5,000万テンゲ(2024年通期) |
| 従業員 | 4,000人(2024年、Forbes Kazakhstan集計) |
| 創業者 | アリシェル・ホジャナザロフ氏、ディンムハメド・シャハサノフ氏 |
| 順位 | Forbes Kazakhstan「カザフスタン私企業75社」2025年版で第40位 |
事業
傘下の農場は25で、いずれもコスタナイ州のアルティンサリン郡、コスタナイ郡、メンディカラ郡、デニソフ郡、カラス郡に置かれている。耕地は40万ヘクタール、放牧地は20万ヘクタール、牛は8,000頭を超える(2025年、Forbes Kazakhstan集計)。
加工と流通の設備としては、合計70万トンの穀物エレベーター5基、コスタナイの日量300トンまでの製粉設備、乳製品加工工場、農業機械工場、そしてトレーディング会社を持つ。
Forbes Kazakhstanの2024年版に載った同社提供の数値では、土地は総面積96万ヘクタール(耕地66万ヘクタール、放牧地30万ヘクタール)、貯蔵能力は合計150万トン、牛は8,600頭(肉用6,600頭、乳用2,000頭)、年間の牛乳処理量は650万リットル、穀物の輸出は年32万トンで、カザフスタンの穀物・油糧種子の輸出に占める割合は5%とされていた。年により集計の範囲が異なるため、数字の比較には注意が要る。
所有
創業者はアリシェル・ホジャナザロフ氏とディンムハメド・シャハサノフ氏である。ホジャナザロフ氏が総支配人を務める。財務諸表は公表されていない。
参考資料
- 75 крупнейших частных компаний Казахстана — 2025 — Forbes Kazakhstan ↗
- ГК «Олжа Агро» — Forbes Kazakhstan(企業ページ) ↗
- Олжа Агро(公式サイト) ↗
この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。