ORGANIZATION · COMPANY

カズテフナ

カラガンダ州サラン市にあるカザフスタンのバス・商用車メーカー。宇通のバスと中国重汽・スカニアのトラックを生産する。

QazTehna LLP
公式サイト ↗

解説 · 2026年8月時点

カズテフナ(QazTehna)は、カザフスタンのバス・商用車メーカーである。2020年にカラガンダ州サラン市の工業地区で稼働し、中国の宇通(Yutong)のバスを組み立てるところから始まった。現在は中国重汽(Sinotruk)とスウェーデンのスカニア(Scania)のトラックも生産する。カザフスタンの都市交通の更新需要を国産で受ける役割を担っている。

正式名ТОО «QazTehna»
稼働開始2020年
所在カザフスタン・カラガンダ州サラン市の工業地区
事業バスと商用車の製造
生産車種宇通(Yutong)のバス、中国重汽(Sinotruk)とスカニア(Scania)のトラック
生産台数1,576台(2024年。バス1,396台、トラック180台)
売上高1,334億7,000万テンゲ(2024年通期、前年比7.56%増)
純利益178億5,000万テンゲ(2024年通期)
従業員900人(2024年、Forbes Kazakhstan集計)
株主ТОО «Genco International»(アンドレイ・ラヴレンチェフ氏)、ТОО «Оңай PAY»、Yutong International Trade Pte. Ltd.
順位Forbes Kazakhstan「カザフスタン私企業75社」2025年版で第36位(同年の新規参入)

生産

2020年の稼働時はバスのみだったが、2023年に生産ラインへトラックが加わった。同社サイトによれば2024年の生産は1,576台で、内訳はバス1,396台、トラック180台である。バスには測位装置、車内監視カメラ、非接触の運賃決済といった装備を組み込んでいる。

2025年10月、面積1万平方メートルの新しい生産棟を開設すると公表した。油圧プレスを据え、亜鉛メッキ鋼板からバスと商用車の車体外板を打ち出す。鋼板は国内の製鉄所カルメット(Qarmet)から調達する。座席、手すり、換気装置といったバス部品の工場も準備段階にあるとしている。部品の現地調達比率を上げる投資である。

カルメットは同社を市内バスの更新に伴う車両の供給元に選んでいる。

所有

株主はGenco International(アンドレイ・ラヴレンチェフ氏が所有)、Оңай PAY(ヴィタリー・カン氏、オリガ・ニガイ氏、イリヤ・カン氏が共同で所有)、そして宇通の海外貿易会社Yutong International Trade Pte. Ltd.である。ラヴレンチェフ氏はカザフスタンの自動車産業を代表する実業家で、Оңай PAYの株主は都市交通の運賃決済事業にも関わる。

Forbes Kazakhstanの私企業75社ランキングには2025年版で初めて登場し、第36位に入った。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

カズテフナとは | Caspian Intelligence