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レイルウェイズ・システムズKZ

カザフスタン最大の鉄道車両・軌道部材メーカー群。エキバストゥズとペトロパブロフスクの2拠点で車輪、輪軸、分岐器、客車・貨車を製造する。

Railways Systems KZ (RWS KZ)
公式サイト ↗

解説 · 2026年8月時点

レイルウェイズ・システムズKZ(Railways Systems KZ、RWS KZ)は、カザフスタン最大の鉄道車両・軌道部材メーカー群である。エキバストゥズとペトロパブロフスクの2拠点に8社を抱え、レール締結装置や分岐器といった軌道部材から、一体圧延車輪、輪軸、客車・貨車までを一貫して製造する。旧ソ連圏の鉄道網では車輪と輪軸の供給が長くロシアとウクライナに依存してきたため、カザフスタン国内でこれを賄える体制は輸入代替の中心に位置づけられている。

正式名ГК Railways Systems KZ(ТОО «Railways Systems KZ»、略称 RWS KZ)
拠点パブロダル州エキバストゥズ、北カザフスタン州ペトロパブロフスク
事業鉄道車両と軌道部材の製造。レール締結装置、分岐器、まくらぎ、一体圧延車輪、輪軸、車軸、タイヤ、客車・貨車
構成8社。R.W.S Binding、Проммаш.kz、R.W.S. Wheelset、Проммашкомплект、R.W.S. Wagon ほか
売上高2,626億テンゲ(2024年通期、Forbes Kazakhstan集計)
従業員3,107人(2024年、Forbes Kazakhstan集計)
オーナーセルゲイ・パヴリンゲル氏(一族が保有)。総支配人はロマン・パヴリンゲル氏
順位Forbes Kazakhstan「カザフスタン私企業75社」2025年版で第19位(同年の新規参入)

製品と拠点

軌道部材はR.W.S BindingやПроммаш.kzなどが担い、レール締結装置、分岐器、木まくらぎ、PCまくらぎを製造する。車両部品はR.W.S. WheelsetとПроммашкомплектが受け持ち、一体圧延車輪、輪軸、車軸、タイヤを供給する。車両そのものはR.W.S. Wagonが客車と貨車を製造する。

2025年春には年16万点の能力を持つ鍛造・タイヤ複合設備が稼働した。自動化生産ラインとロボット、監視分析システムを備える。

上流への投資

2024年末、エキバストゥズの工業地区で低合金鋼・構造用鋼の工場の建設が始まった。用地は100ヘクタール、設計能力は年100万トンである。

2026年には、これをさらに広げる投資計画が公表された。電気製鋼所は投資額約9,500億テンゲ、年産100万トンの溶鋼、雇用約1,650人。直接還元鉄(DRI・HBI)の設備は年産150万トン、投資額約7,500億テンゲ、雇用約1,000人。火力・原子力発電所向けの配管ブロック工場は年産3,000トン、投資額300億テンゲ、雇用約340人である。同社は、インドとエジプトの原子力発電所向け部材の製造について合意があるとしている(同社発表、2026年)。

一連の計画は、鉄鉱石から鋼材、そして車輪・貨車までを国内で閉じる垂直統合を狙うものである。実現すれば新規雇用は合計3,000人になるとしている。

所有

セルゲイ・パヴリンゲル氏の一族が保有する。総支配人はロマン・パヴリンゲル氏である。Forbes Kazakhstanの私企業75社ランキングには2025年版で初めて登場し、第19位に入った。財務諸表は公表されていない。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

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