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リテール・グループ(マグニティ)

リテール・グループは、ジョージアで「マグニティ」(Magniti)ブランドのディスカウント型スーパーマーケットを運営してきた会社である。低価格帯に絞った品ぞろえと地方への出店を軸に伸び、2021年通期の売上高4億6,024万ラリはフォーブス・ジョージアの「100大企業」で第20位だった。ロシアの同名チェーン「マグニット」とは資本関係のない別の会社である。

Retail Group

解説 · 2026年8月時点

リテール・グループは、ジョージアで「マグニティ」(Magniti)ブランドのディスカウント型スーパーマーケットを運営してきた会社である。低価格帯に絞った品ぞろえと地方への出店を軸に伸び、2021年通期の売上高4億6,024万ラリはフォーブス・ジョージアの「100大企業」で第20位だった。ロシアの同名チェーン「マグニット」とは資本関係のない別の会社である。

2024年、ジョージアの食品小売業界で大きな再編が起き、マグニティはデイリー・グループ・ホールディングの一部になった。統合後のグループはブランド系小売チェーン売上の27.6%を握る国内最大の小売企業となり、単独の会社としてのマグニティは持株会社の下のブランドの一つという位置づけに変わった。

正式名LLC Retail Group(店舗ブランドは Magniti/მაგნიტი)
本拠ジョージア・トビリシ
事業ディスカウント型スーパーマーケットの運営
売上高4億6,024万ラリ(2021年通期。フォーブス・ジョージア「100大企業」第20位)
市場シェアブランド系小売チェーン売上の9.3%(2024年通期、ガルト&タガート推計)
現況2024年にデイリー・グループ・ホールディングへ統合

2024年の再編

この再編は複数の取引の積み重ねで進んだ。2024年8月6日、ジョージア国家競争・消費者庁はデイリーによるフードマート(スパー、イオリ、カラタの各ブランド、全国500店超)の株式100%取得を承認した。フードマートの創業者アルチル・ゲゲナヴァ氏はこれによりデイリーの株式30%を握る株主となり、同社監査役会の議長を務める。

続いて同庁は、デイリーによるリテール・インベストメンツ(マグニティ)の株式100%取得と、ゼダゼニ(ジョージアン・ビア・カンパニー)の取得を承認した。これによりマグニティ、スパー、イオリ、カラタ、グヴィリラ、そしてビール事業のゼダゼニが一つの持株会社の下に集まった。

統合後のデイリー・グループは全国4,000店あるブランド系チェーン店舗のうち1,600店超を持つ。ガルト&タガートの2024年通期の推計では、グループのブランド系チェーン売上シェア27.5〜27.6%の内訳はスパー10.4%、マグニティ9.3%、デイリー4.6%、グヴィリラ3.2%で、マグニティはグループ内で2番目に大きいブランドである。

事業の性格

マグニティはディスカウント業態に属する。ジョージアではこの業態の伸びが最も速く、ブランド系チェーン売上に占める割合は2018年の24%から2024年には48%へ上がった。近年の高インフレが低価格業態への移行を加速させた。

デイリー・グループのなかで、マグニティとデイリーは主に地方の低価格帯を、グヴィリラは全国の同じ価格帯を、スパーとイオリはコンビニ型を担うという住み分けになっている。地方の店舗網はグループの強みで、2024年の地方でのブランド系チェーン売上シェアは39.6%に達した。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

リテール・グループ(マグニティ)とは | Caspian Intelligence