解説 · 2026年8月時点
サウス・オイル(Саутс-Ойл)は、カザフスタン中南部で石油・ガスの探鉱と生産を行う民間の中堅生産者である。1999年に設立され、2001年からクズロルダ州とカラガンダ州で操業している。同州はクムコル油田群を含む産油地帯で、カスピ海沿岸の巨大油田群とは別の、中規模の陸上鉱区が並ぶ地域である。
経営はセイトジャノフ家が握っており、同家はセメント製造のスタンダルト・ツェメント(同ランキング第67位)も金融産業商事コーポレーション「オンтустик」を通じて保有している。
| 正式名 | ТОО «Саутс-Ойл»(Sauts-Oil LLP) |
|---|---|
| 設立 | 1999年(探鉱・採掘の開始は2001年) |
| 事業 | クズロルダ州およびカラガンダ州における石油・ガスの探鉱と生産 |
| 売上高 | 604億テンゲ(2024年通期、前年比18.4%減) |
| 純損益 | 12億テンゲの純損失(2024年通期) |
| 従業員 | 872人(2025年12月時点) |
| 主要出資者 | セイトジャノフ家(ФТПК «Онтустик» 経由)57.16%、カヌィベコフ家(АО «Petro Asia» 経由)39.17% |
| 順位 | 第52位(フォーブス・カザフスタン「75大私企業」2025年版) |
業績
2024年通期の売上高は604億テンゲで、前年の740億5,000万テンゲから18.4%(137億テンゲ)減った。同年は12億テンゲの純損失を計上している。中堅生産者の収益は原油価格と輸送コスト、そして政府への支払いに強く左右され、価格局面が変われば黒字と赤字を行き来する。
従業員は872人(2025年12月時点)である。
所有構造
出資はセイトジャノフ家が「オンтустик」経由で57.16%、カヌィベコフ家がPetro Asia経由で39.17%を保有する。単独の支配株主ではなく、二つの一族の共同保有という形になっている。
参考資料
- 75 крупнейших частных компаний Казахстана — 2025 — Forbes Kazakhstan(2025年12月8日) ↗
- ТОО «Саутс-Ойл» — Forbes Kazakhstan(企業ページ) ↗
この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。