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SCAT航空

シムケントを拠点とするカザフスタン第2位の航空会社。中央アジアで初めてボーイング737 MAXを運航し、約40機のボーイング機で国内・国際路線を展開する。

JSC SCAT Airlines
公式サイト ↗

解説 · 2026年8月時点

SCAT航空(SCAT Airlines)は、カザフスタン南部のシムケントを拠点とする航空会社である。旗艦のエア・アスタナに次ぐ規模を持ち、2024年通期の売上高は3,111億テンゲだった。中央アジアで初めてボーイング737 MAXを運航した会社であり、約40機のボーイング機で国内線と中央アジア・CIS圏の路線網を展開する。

正式名JSC SCAT Airlines
設立1997年
拠点カザフスタン・シムケント
事業国内・国際の旅客航空輸送
機材ボーイング機約40機(2026年4月時点)。うち737-8が9機、737-9が5機
発注737-9を5機追加発注し、既存発注の737-8のうち5機を737-9へ変更(2026年4月)
売上高3,111億テンゲ(2024年通期、13.84%増)
純利益364億テンゲ(2024年通期)
従業員2,556人(2024年)
関連事業タラズのアウリエ・アタ国際空港、航空会社ユジノエ・ネボ70%、エジプトのRed Sea Airlines 40%、シムケント空港の信託運営(2034年まで)
株主ウラジーミル・デニソフ氏57%、ウラジーミル・シトニク氏43%

路線と機材

1997年に設立され、現在はシムケント空港をハブとして国内外を結ぶ。2026年4月時点で約40機のボーイング機を運航し、うち737-8が9機、737-9が5機である。737-9は最大220席、航続距離は6,110kmで、これを使った長距離路線の開拓を進めている。

2026年4月、同社は737-9を5機追加発注し、既存発注の737-8のうち5機を737-9へ変更したことを公表した。欧州方面への路線拡大を見据えた措置で、プラハ〜三亜(ビシュケク経由、14時間超)という中央アジアの航空会社としては異例の第7の自由に基づく路線も就航させている。

2025年には、カザフスタン各都市からベオグラード、ミンスク、上海、ソウル、西安、ミュンヘン、ブダペストへの就航を発表した。

空港事業と関連会社

タラズのアウリエ・アタ国際空港を保有し、航空会社ユジノエ・ネボの70%、エジプトのRed Sea Airlinesの40%を持つ。2024年にはシムケント空港の100%持分の信託管理者となり(2034年まで)、同空港の純利益の30%を受け取る権利を得た。

2024年通期の売上高は3,111億テンゲ(13.84%増)、純利益は364億テンゲである。株主はウラジーミル・デニソフ氏が57%、ウラジーミル・シトニク氏が43%を保有する。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

SCAT航空とは | Caspian Intelligence