解説 · 2026年8月時点
テフノドム(Technodom)は、カザフスタンの家電量販チェーンである。2002年に創業し、28都市に63店舗と66の商品受取拠点を持つ。スルパク、メチタと並ぶ国内家電小売の三強の一つで、オンライン販売にも早くから力を入れてきた。ただし2023年以降は店舗数と売上高の縮小が続いている。
| 正式名 | АО «Technodom Operator» |
|---|---|
| 創業 | 2002年 |
| 事業 | 家電・電子機器の小売とオンライン販売 |
| 店舗網 | カザフスタン28都市に63店舗、66の商品受取拠点。売場面積は合計8万平方メートル超(2025年、Forbes Kazakhstan集計) |
| 取扱ブランド | 700超 |
| 売上高 | 2,321億9,000万テンゲ(2024年通期、前年比16%減) |
| 純利益 | 3億8,770万テンゲ(2024年通期) |
| 従業員 | 3,933人(2024年、Forbes Kazakhstan集計) |
| 所有 | オランダに登記するTD Retail B.V.(エドゥアルド・キム氏) |
| 順位 | Forbes Kazakhstan「カザフスタン私企業75社」2025年版で第23位 |
店舗網の縮小
Forbes Kazakhstanの集計では、2023年時点で店舗78、受取拠点70、売場面積9万平方メートル超、キルギスにも1店を構えていたが、2024年には店舗63、受取拠点66、売場面積8万平方メートル超へ縮んだ。取り扱いブランドは700超である。
売上高は2022年3,054億テンゲ、2023年2,763億テンゲ、2024年2,321億9,000万テンゲと2年続けて減った。純利益も2022年の46億テンゲから2023年に3億5,700万テンゲへ落ち、2024年は3億8,770万テンゲである。売上規模に対して利益がきわめて薄い状態が続いている。
同じ時期に、同業のスルパクとメチタもそろって減収となっている。カザフスタンでは家電の購入に分割払いが広く使われ、その窓口はスーパーアプリのカスピ・ケーゼットのマーケットプレイスに集まっている。実店舗チェーンはこの構造の変化への対応を迫られている。
所有
株式はオランダに登記するTD Retail B.V.が保有し、その先には創業者のエドゥアルド・キム氏がいる。財務の詳細は公表されていない。
参考資料
- 75 крупнейших частных компаний Казахстана — 2025 — Forbes Kazakhstan ↗
- АО «Technodom Operator» — Forbes Kazakhstan(企業ページ) ↗
この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。