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トヨタ・センター・トビリシ

トヨタ・センター・トビリシ(LLC Toyota Centre Tbilisi)は、ジョージアの首都トビリシでトヨタ車を扱う正規販売店である。新車の販売に加えて、純正部品と用品の供給、認定整備を行う。Forbes Georgiaの2021年決算に基づく企業番付では、売上高1億1,547万5,342ラリで96位に入った。

Toyota Centre Tbilisi
公式サイト ↗

解説 · 2026年8月時点

トヨタ・センター・トビリシ(LLC Toyota Centre Tbilisi)は、ジョージアの首都トビリシでトヨタ車を扱う正規販売店である。新車の販売に加えて、純正部品と用品の供給、認定整備を行う。Forbes Georgiaの2021年決算に基づく企業番付では、売上高1億1,547万5,342ラリで96位に入った。

ジョージアでトヨタ・ブランドの輸入代理店にあたるのはトヨタ・コーカサスで、トヨタ・センター・トビリシはその販売網に属する販売店である。日本車はジョージアで中古車としても大量に流通しているが、正規販売店の役割は新車の販売と、保証を伴う整備、そして法人・官公庁向けの供給にある。

正式名შპს ტოიოტა ცენტრი თბილისი(LLC Toyota Centre Tbilisi)
企業登記番号211346220
登記1997年9月2日
本拠トビリシ(サブルタロ地区、アグマシェネベリ並木通り116番。旧称は同並木通り20km地点)
事業トヨタ車の販売、純正部品・用品の供給、認定整備
売上高1億1,547万5,342ラリ(2021年通期、Forbes Georgiaの企業番付で96位)
代表者イラクリ・グルチアニ(企業登記、2026年8月時点)
所有ダヴィト・タキゼ33.3%、イラクリ・グルチアニ29.2%、ラシャ・グリアシヴィリ12.5%、ギオルギ・グリアシヴィリ12.5%、テオナ・タキゼ12.5%(公的登記、2026年8月時点)

法人と所有

法人としての登記は1997年9月2日で、企業登記番号は211346220、法人形態は有限責任会社(შპს)である。登記上の活動分類は卸売・小売、運輸・保管、不動産、管理支援サービスにわたる。登記上の代表者はイラクリ・グルチアニ(2026年8月時点)。

公的登記の記録(2026年8月時点)によれば、持ち分はダヴィト・タキゼが33.3%、イラクリ・グルチアニが29.2%、ラシャ・グリアシヴィリとギオルギ・グリアシヴィリがそれぞれ12.5%、テオナ・タキゼが12.5%である。少数の個人と家族で分け合う構成で、外部資本は入っていない。

Forbes Georgiaが2026年3月に公表した「ジョージアの富豪100人」は、タキゼを81位(資産1億1,520万ラリ)、グルチアニを82位(同1億1,320万ラリ)に置き、いずれも主たる資産をトヨタ・センター・トビリシとしている。同誌は同社の設立を1997年としており、企業登記の日付と一致する。

事業

扱うのはトヨタの乗用車とSUV、そして純正部品・用品である。販売と整備を同じ拠点で行う形をとり、拠点はトビリシ北西部のアグマシェネベリ並木通りにある。この通りはトビリシとムツヘタを結ぶ幹線で、自動車関連の事業所が集まる地帯である。

近年のトヨタの品揃えはハイブリッド車が中心で、ジョージアで販売されるカローラ、カローラ・クロス、カムリ、C-HR、RAV4、ランドクルーザー300はいずれもハイブリッドの設定を持ち、電気自動車のbZ4Xも加わっている。整備の側では、ハイブリッド用の電池と高電圧系の点検が正規店の専門領域になっている。

代表者のイラクリ・グルチアニは、公的登記によればコブレティの自動車整備会社とヨコハマ・ジョージアの持ち分も保有しており、自動車の販売・整備・タイヤに広がる関連事業を持つ。

ジョージアの自動車販売のなかで

Forbes Georgiaの2021年決算に基づく企業番付で、自動車・部品の販売と整備を業種として100位以内に入ったのは、メルセデス・ベンツ・ジョージア(87位)とトヨタ・センター・トビリシ(96位)の2社である。ジョージアの自動車流通の大半は中古車の輸入と再輸出が占めるため、正規販売店で番付に届く規模になるのは限られたブランドだけである。

同社の順位は前年から5つ上がっている。新車販売は為替と関税、そして与信の条件に左右されやすく、単年の増減が大きい業種である。

正規販売店と輸入代理店

自動車の流通では、ブランドの輸入代理店(ディストリビューター)と、顧客に売る販売店(ディーラー)が別の会社であることが多い。ジョージアではトヨタ・コーカサスが輸入代理店にあたり、車両の輸入、価格と広告の方針、保証と部品供給の枠組みを担う。トヨタ・センター・トビリシはその枠組みのもとで実際の販売と整備を行う。

販売店の収益は、新車の販売差益に加えて、整備、部品、保険や与信の仲介から生まれる。新車の差益は薄いのが一般的で、長く使われる整備部門が経営の安定を支える。1997年から続く同社が四半世紀を超えて残っているのは、この整備の蓄積によるところが大きい。

公開されていない情報

同社は非上場で、2021年以降の売上高と損益、従業員数、年間の販売台数、新車と整備の売上構成はいずれも公表資料からは確認できない。ジョージアの新車市場におけるブランド別のシェアも公表されていない。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

トヨタ・センター・トビリシとは | Caspian Intelligence