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トルクメニスタン銀行

トルクメニスタン銀行(Türkmenistanyň “Türkmenistan” döwlet täjirçilik banky)は、国名をそのまま冠したトルクメニスタンの国家商業銀行である。中央銀行が公表する信用機関の一覧では、ダイハンバンクと並ぶ2つの「国家商業銀行」のうちの一つで、他の商業銀行が2021年前後に株式商業銀行へ改組されたのに対し、この形態を保っている。

Turkmenistan Bank
公式サイト ↗

解説 · 2026年8月時点

トルクメニスタン銀行(Türkmenistanyň “Türkmenistan” döwlet täjirçilik banky)は、国名をそのまま冠したトルクメニスタンの国家商業銀行である。中央銀行が公表する信用機関の一覧では、ダイハンバンクと並ぶ2つの「国家商業銀行」のうちの一つで、他の商業銀行が2021年前後に株式商業銀行へ改組されたのに対し、この形態を保っている。

融資の対象として公式サイトが挙げるのは、国有の法人、貿易・対外経済関係省とその傘下の企業、社会団体、非国有の法人と個人事業主、そして国民である。国有部門から個人までを一つの銀行が縦に受け持つ構造で、旧ソ連期の専門銀行の性格を残している。

正式名Türkmenistanyň “Türkmenistan” döwlet täjirçilik banky(トルクメニスタン国家商業銀行「トルクメニスタン」)
本拠アシガバート市ギョログル通り79
銀行コードBAB 390101506
所有国有(国家商業銀行)
事業国有法人・公的機関・非国有法人・個人事業主・個人への融資、国内外通貨の口座と決済、インカッソ、信用状、銀行保証、証券市場での業務
拠点支店22、現金自動預払機443台、決済端末7,249台、発行カード117万8,382枚(公式サイト、2026年8月時点)
財務報告2020年度から2023年度までの国際会計基準(IFRS)に基づく財務諸表を公表

事業とサービス

提供する業務として、国内通貨と外貨での口座開設、非現金決済、現金決済、インカッソによる決済、信用状による決済、預金業務、銀行カード業務、銀行保証、証券市場でのサービスが挙げられている。融資は生産向け融資、小口融資、当座貸越に分かれ、オンラインでの申し込みも受け付ける。

個人向け預金には、最低200マナトから上限なしで受け入れる定期預金、未成年の子の親が子が成人するまでの期間で預ける「バグトゥヤル・ネシル」、保健・医薬産業の職員向けで上限を5万マナトとする「バグトゥヤル・ルクマン」、年金受給者向けで最低100マナトの年金預金、期間と金額の定めがない要求払い預金がある。カードは「マシュガラ(家族)」カード、預金カードなどを発行し、キャッシュバックのサービスも提供する。

公式サイトが掲げる規模は、支店22か所、現金自動預払機443台、決済端末7,249台、発行済みカード117万8,382枚である(2026年8月時点)。支店はアシガバート市、アルカダグ市とアハル、バルカン、マル、レバプ、ダショグズの各州に置かれ、アシガバート市内には「キョペトダグ」「ケセアルカチ」「ガルクヌシュ」「ディヤル」などの名を持つ支店がある。営業時間は平日9時から16時、土曜は9時から12時である。

情報公開

同行は2020年度から2023年度までの国際会計基準に基づく財務諸表を、トルクメン語・ロシア語・英語で公式サイトに掲載している。ただし公開されているPDFは紙面を撮影した画像で構成されており、数値を機械的に読み取ることはできない。2026年8月時点で最新のものは2023年度である。

トルクメニスタンの銀行はいずれも、監督データを網羅的に公表する仕組みを持たない。中央銀行のサイトで公開されているのは信用機関の名称・住所・銀行コードと為替相場が中心で、機関別の資産・預金・貸出の統計は掲載されていない。各行の規模を比較するには、各行が自主的に公表する監査済み財務諸表を突き合わせるほかない。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

トルクメニスタン銀行とは | Caspian Intelligence