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UzBAT(BATウズベキスタン)

UzBAT(BATウズベキスタン)は、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)グループのウズベキスタン事業会社である。1994年11月22日、ウズベキスタン政府とBATの合弁として設立され、当時の国有たばこ産業をまとめて引き受ける形で発足した。同社は自らをウズベキスタンで最大の民間納税者と説明しており、進出以来の累積投資額は5億ドルを超える。

UZBAT A.O
公式サイト ↗

解説 · 2026年8月時点

UzBAT(BATウズベキスタン)は、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)グループのウズベキスタン事業会社である。1994年11月22日、ウズベキスタン政府とBATの合弁として設立され、当時の国有たばこ産業をまとめて引き受ける形で発足した。同社は自らをウズベキスタンで最大の民間納税者と説明しており、進出以来の累積投資額は5億ドルを超える。

設立時に合弁へ移されたのは、タシケントのたばこ工場と、ウルグットおよびサマルカンドの発酵工場を含む国内たばこ産業全体だった。現在の生産拠点はサマルカンドのマルチカテゴリー工場とウルグットの発酵工場である。2023年からは加熱式たばこ用のスティックも生産している。

正式名JSC JV “UZBAT A.O.”(合弁株式会社ウズバット)。ブランド名はBAT Uzbekistan
設立1994年11月22日(ウズベキスタン政府とブリティッシュ・アメリカン・タバコの合弁として)
本拠タシケント市ミノル通り77(郵便番号100084)
所有ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)グループ。2025年10月6日に国家資産管理庁が保有する国有株を2,230万ドルで取得
事業たばこ製品と加熱式たばこ用スティックの製造・販売
生産拠点サマルカンド・マルチカテゴリー工場、ウルグット発酵工場
累積投資額5億ドル超(進出から30年余りの累計、自社公表)
従業員800人超
主なブランドケント、ポールモール、ラッキーストライク、ダンヒル、加熱式のglo、Neoスティック、Vuse

沿革

1994年、ウズベキスタン政府とブリティッシュ・アメリカン・タバコ・インダストリーズが合弁の設立で正式に合意した。1997年にサマルカンドたばこ工場が稼働し、1998年にはウルグット発酵工場の近代化が行われた。同じ1998年、未成年の喫煙を防ぐための教育計画「たばこのない若者—私は選んだ」が同社の発案で始まり、後に公教育省や複数の非政府組織が加わっている。

1999年にはビジネス・イニシアティブ・ディレクションズから「品質のゴールドスター」(ジュネーブ)を受け、2001年には未成年へのたばこ販売を禁じる取り組みが同社の支援で実施された。2003年にタシケント事務所を開設。2007年には「自噴井の復旧—飲料水」計画で、ウルグット地区の遠隔の村にある32か所以上の井戸とポンプを修理し、7万人以上に清潔な飲料水を届けた。

2008年に「パワーハウス賞」、2009年には「ゴールデンリーフ賞」を受け、BATグループ内で世界最優秀の企業に選ばれた。2013年にウルグット発酵工場の新事務所を開設し、同年「フレイム・オブ・ウィン」賞を受けた。2014年の灌漑計画では、農場のポンプ31基を修理し、700メートルの新設配管と9.2キロメートルの水路の改修を行い、2,050ヘクタール以上の農地の灌漑を可能にした。

2018年には税と各種納付で1兆4,600億スムを国庫に納め、ウズベキスタンの納税額上位5社に入った。2019年にはサマルカンドの乾燥果実の大手サムフルーツ(Samfruit)の共同出資者となり、2020年にブランドと社名を「BATウズベキスタン」に統一した。2021年にはタシケント事務所を改装している。

国有株の取得

2025年10月6日、BATとウズベキスタン国家資産管理庁の間で、合弁株式会社UZBAT A.O.の国有株を総額2,230万ドルで買い取る取引が結ばれた。同社はこれを、1994年から同国にいる投資家としての立場を再確認するものだと説明している。

同社によれば、30年余りの累積投資額は5億ドルを超え、従業員は800人を上回る。国際機関トップ・エンプロイヤーズ・インスティテュートの「トップ・エンプロイヤー」認定を7年連続で得ている。輸出も多く、完成品と原材料をカザフスタン、ジョージア、アゼルバイジャン、イラク、韓国などへ送っている。

製品と市場

扱うブランドは、紙巻きたばこのケント、ポールモール、ラッキーストライク、ダンヒルに加え、加熱式たばこのglo、その専用スティックのNeo、加熱しないベイプのVuseである。サマルカンドのマルチカテゴリー工場は2023年から加熱式たばこ用スティックを生産しており、BATグループの「A Better Tomorrow」戦略をウズベキスタンで実行する拠点となっている。

ウズベキスタンのたばこ市場は、同社とタシケント・タバコ(日本たばこ国際/フィリップ・モリス・インターナショナルの製品を製造)の二つの工場が主要な供給源で、両社の増産により国内需要をほぼ自給できる状態に近づいたと業界誌は伝えている。

同社は株式会社として、コーポレートガバナンス、株主総会、重要事実、配当、四半期報告の各情報を公式サイトで開示している。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

UzBAT(BATウズベキスタン)とは | Caspian Intelligence