解説 · 2026年8月時点
エレバン・シャンパンワイン工場は、アルメニアのスパークリングワイン製造会社である。1939年創業の老舗で、1995年の民営化を経て公開型株式会社となった。アルメニア証券取引所に株式を上場する十数社のうちの一つで、同国の株式市場に上場する製造業としては数少ない存在である。
| 正式名 | Yerevan Factory of Champagne Wines Open Joint Stock Company |
|---|---|
| 創業 | 1939年 |
| 本社 | アルメニア・エレバン |
| 事業 | スパークリングワインおよびワインの製造 |
| 民営化 | 1995年に民営化され公開型株式会社へ |
| 株主 | フライル・ハコビャン40.71%、ヘギネ・アミルハニャン19.49%、ダヴィト・アボヴィアン17.55%(2026年5月時点) |
| 上場 | AMXに株式を上場(ティッカーESHG) |
沿革
1939年に「エレバン発泡ワイン工場」として創業した。当初は甘口と辛口のワインのみを造っていたが、1954年から生産の幅を広げ、スパークリングワインの製造を確立した。ソ連期には連邦内向けの発泡ワインの供給拠点の一つだった。
1995年、民営化されて公開型株式会社に再編された。旧ソ連の国営工場が独立後に株式会社化され、そのまま証券取引所に残っている例である。
株主構成と株式市場
2026年5月時点の主要株主は、フライル・ハコビャンが9万445株(40.71%)、ヘギネ・アミルハニャンが4万3,310株(19.49%)、ダヴィト・アボヴィアンが3万8,988株(17.55%)である。上位3名で株式の8割弱を保有する。
アルメニア証券取引所には56の発行体が登録されているが、そのうち株式を上場しているのは十数社にとどまり、大半は社債のみの発行体である。上場法人債の内訳を発行体の種別で見ると、銀行が71.9%、信用機関が4.8%、非金融法人が23.4%を占める。同社のように株式を上場する事業会社は、この市場では例外的な部類に入る。
参考資料
この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。