解説 · 2026年8月時点
アヴェルシ(Aversi)は、ジョージアの大手薬局チェーンであり、病院も運営する医療グループである。全国に230を超える薬局と23の病院を持ち、従業員は約6,700人と国内有数の雇用主でもある。ジョージアでは薬局チェーンが医薬品の輸入・流通・小売を垂直に統合し、さらに病院まで持つ形が定着しており、アヴェルシとPSPの2社がその代表格である。
| 正式名 | Aversi Pharma LLC |
|---|---|
| 創業 | 1994年 |
| 本社 | ジョージア・トビリシ |
| 所有者 | パアタ・クルタニゼ67%、ニコロズ・クルタニゼ33% |
| 事業 | 薬局チェーン、医薬品の輸入・流通・製造、病院運営 |
| 規模 | 薬局230店超、病院23施設 |
| 従業員 | 約6,700人(うち約7割が女性) |
| 売上高 | 約6億9,081万ラリ(2021年通期、Forbes Georgia集計で国内9位) |
沿革と規模
1994年、パアタ・クルタニゼが医薬品の小売業として創業した。独立直後の混乱期に医薬品の供給網を自前で作った企業の一つで、2007年に医療サービスへ進出して病院を持つグループへ広がった。株式はパアタ・クルタニゼが67%、ニコロズ・クルタニゼが33%を保有する。
現在は薬局230店超と病院23施設を全国に展開する。従業員は約6,700人で、そのうち約7割が女性である。Forbes Georgiaの企業ランキング(2021年決算)では売上高約6億9,081万ラリで国内9位に入った。
医療産業のなかでの位置
ジョージアでは、薬局チェーンが医薬品の輸入と卸を握り、そこから小売と病院へ垂直に伸びる構造ができている。アヴェルシ、PSP、そしてジョージア・ヘルスケア・グループ傘下のGPCとファルマデポが主な担い手で、上位数社への集中度が高い。
設備投資では省エネと環境性能を重視した医療施設の整備を進めており、欧州復興開発銀行(EBRD)の技術支援プログラムFINTECCの対象となった。国際金融公社(IFC)も同社への投資案件を公表している。
参考資料
- About Us — Aversi(公式サイト) ↗
- Georgia's Aversi Pharma invests in state-of-the-art green medical facilities — EBRD FINTECC ↗
- The 100 Largest Georgian Companies by Revenue — Forbes Georgia ↗
この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。