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キャセイパシフィック航空

香港を拠点とする航空会社。1946年設立で、香港国際空港をハブに旅客・貨物を運航する。2026年に中央アジアへの路線開設を発表した。

Cathay Pacific Airways
公式サイト ↗

解説 · 2026年8月時点

キャセイパシフィック航空は、香港を本拠とするフルサービスの航空会社である。1946年に香港で創業し、香港証券取引所に上場する。スワイヤ・パシフィックと中国国際航空が二大株主で、ワンワールド・アライアンスの創設メンバーでもある。

グループはフルサービス旅客のキャセイパシフィック、貨物のキャセイカーゴ、格安航空会社のHKエクスプレス、生活サービス事業の4本柱で構成され、貨物専用航空会社のエア・ホンコンなども傘下に持つ。中央アジア・コーカサスとの関わりは長らく貨物と乗り継ぎに限られていたが、2027年第1四半期にアルマトイへ就航する計画を発表し、同社として初めて中央アジアに旅客路線を持つことになる。

正式名Cathay Pacific Airways Limited(國泰航空有限公司)
創業1946年、香港
本拠香港国際空港
上場香港証券取引所
主要株主スワイヤ・パシフィック45.12%、中国国際航空29.97%(2025年12月31日時点)
売上高1,167億6,600万香港ドル(グループ、2025年通期)
株主帰属利益108億2,800万香港ドル(グループ、2025年通期)
旅客数2,887万1,000人(キャセイパシフィック、2025年通期)
貨物取扱167万7,000トン(2025年通期)
機材グループ237機、発注残103機(2025年12月31日時点)
従業員3万3,000人超(うち香港が約2万8,000人、2025年12月31日時点)

グループの構成

2025年12月31日時点で、キャセイパシフィックとHKエクスプレスを合わせた定期旅客路線は100都市を超え、うち中国本土が24都市である。キャセイカーゴの定期貨物便は41都市、エア・ホンコンは17都市に就航し、コードシェアを加えると176都市が加わる。

機材はグループ全体で237機。うちキャセイパシフィックとキャセイカーゴが旅客機・貨物機あわせて179機、HKエクスプレスが44機、エア・ホンコンが14機である。新造機の発注残は103機ある。ケータリング、クリーニング、地上支援、貨物ターミナルの各会社も傘下に置く。

業績

2025年通期のグループ売上高は1,167億6,600万香港ドルで、前年の1,043億7,100万香港ドルから増加した。株主に帰属する利益は108億2,800万香港ドル(前年は98億8,800万香港ドル)である。キャセイパシフィックと子会社の税引後利益は99億9,600万香港ドルだった。

旅客数は2025年通期で2,887万1,000人と、前年の2,282万7,000人から大きく伸びた。貨物取扱量は167万7,000トン(前年153万2,000トン)である。新型コロナ禍で香港の航空需要が長期にわたって落ち込んだ後、旅客側の回復が数字に表れた形になる。

中央アジアへの就航

2026年6月2日、同社はカザフスタンのアルマトイへの直行便を2027年第1四半期に開設する計画を発表した。香港特別行政区の李家超行政長官が率いる中央アジア訪問団に合わせた発表で、機材はエアバスA330-300、便数は週3便を予定する。同社にとって中央アジア初の就航地であり、香港とカザフスタンを結ぶ唯一の直行便になる見込みである。

発表では、カザフスタンが中央アジアで最も発展した経済であり、香港にとって域内最大の貿易相手かつ最大の輸出先だと位置づけている。2029年のアジア冬季競技大会の開催地であることにも触れている。前年には中国北西部のウルムチへ直行便を開設しており、中央アジアに近い都市から段階的に路線網を広げてきた流れの延長にある。

キャセイパシフィックとHKエクスプレスは合わせて、一帯一路沿線の33都市に週600便近くを運航し、香港と中国本土24都市の間には週330便超を運航している(2026年6月時点の同社発表)。旅客機の下部貨物室が使えるようになることで、キャセイカーゴの網に中央アジアがつながる点も、荷主にとっての意味を持つ。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

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キャセイパシフィック、香港〜アルマトイに週3便。2027年第1四半期に同社初の中央アジア路線2026.06.02キャセイパシフィック航空は6月2日、アルマトイへの直行便を2027年第1四半期に開設する計画を発表した。週3便でエアバスA330-300を使い、同社にとって中央アジア初の就航地となる。アルマトイ国際空港も7月23日の告知で第1四半期としている。アスタナ・タイムズは8月21日、就航日を2027年1月9日と報じた。