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メロス・ファーム

ウズベキスタン第2位の医薬品卸売業者。

Meros Pharm
公式サイト ↗

解説 · 2026年8月時点

メロス・ファームは、ウズベキスタンの医薬品卸売業者である。2007年に創業し、輸入・保管・全国配送を担う。製造から卸売、小売までを手がけるメロス・グループの卸売部門にあたる。

ウズベキスタンの医薬品市場は輸入依存が高く、流通網の整備が地方における医薬品の入手しやすさを左右する。同社は地方都市への倉庫展開を進めており、その過程で欧州復興開発銀行(EBRD)から繰り返し融資を受けている。

正式名MEROS PHARM
創業2007年
本拠ウズベキスタン・サマルカンド市ベルニ通り1/5
事業医薬品・医療用品の卸売(輸入・保管・全国配送)
取扱7,000品目超、400社超の製造者。うち500品目が独占取扱(自社サイト)
倉庫GDP基準の倉庫7か所、総面積2万8,000平方メートル超(自社サイト)
従業員1,200人超(自社サイト)
グループ製造から卸売・小売までを垂直統合したメロス・グループの一員

事業の規模

創業時の取引先は供給者1社だけだったが、2011年に欧州の供給者との取引が始まり、3年後には50社を超えたと同社は説明している。現在は400社超の製造者による7,000品目以上を扱い、うち500品目が独占取扱である。

適正流通基準(GDP)に沿った倉庫を7か所持ち、総面積は2万8,000平方メートルを超える。従業員は1,200人超である。同社は2016年以降ウズベキスタンで第1位の医薬品卸だと説明し、2022年以降は市場シェアが25%を超えるとしている。

一方、EBRDは2025年と2026年の発表で同社を「ウズベキスタン第2位の医薬品卸売業者」と記している。順位の記述は出典によって異なるため、いずれの数字も出所とともに読む必要がある。

EBRDとの取引

同社は2023年からEBRDの取引先である。2023年には最大2,300万ドルの融資を受け、アンディジャン、ヌクス、ブハラといった手薄な地域への倉庫網の拡大にともなう運転資金をまかなった。あわせて社内に物流・倉庫分野の研修機関を設け、年間およそ150人の従業員と新規採用者が対象になるとされた。

2025年には最大2,500万ドル(2,190万ユーロ)の上位融資を受け、地方における倉庫網の拡大と、需要のピーク期に備えた在庫管理に充てた。コーポレートガバナンスの改善もEBRDの支援対象に含まれた。

2026年6月には最大1,500万ドル(1,300万ユーロ)の融資が発表された。ブハラとヌクスに倉庫2棟を新設し、タシケントの既存倉庫を拡張するほか、運転資金と欧州の供給者からの医薬品調達に充てる。同社はウズベキスタンの医薬品卸として初めて倉庫のグリーン認証を取得する予定である。技術支援は日本・EBRD協力基金が担い、エネルギー効率の改善と5カ年の経営戦略の策定を支える。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

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