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タジキスタン投資信用銀行

タジキスタンの商業銀行。

Investment and Credit Bank of Tajikistan
公式サイト ↗

解説 · 2026年8月時点

投資信用銀行タジキスタン(CJSC Investment and Credit Bank, Tajikistan、ブランド名ICB)は、ドゥシャンベに本店を置く商業銀行である。アガ・カーン開発ネットワーク(AKDN)が2000年代前半にタジキスタンで設立した第一マイクロファイナンス銀行(The First MicroFinance Bank、FMFB)を前身とし、2024年10月21日に現在の名称へ改めた。改称は買収や合併によるものではなく、株主構成・取締役会・経営陣はそのまま引き継がれている。

タジキスタンの他の銀行と比べ、資産に占める貸出金の比率が高い。2026年6月末の総資産14億4,595万ソモニに対し貸出金は9億4,112万ソモニで65%を占める。マイクロファイナンス銀行から出発した経緯を反映して、小口・中小企業向けの貸出が業務の中心にある。

正式名CJSC "Investment and Credit Bank, Tajikistan"(ブランド名 ICB)
旧名CJSC The First MicroFinance Bank(第一マイクロファイナンス銀行、FMFB)
改称2024年10月21日
本店タジキスタン・ドゥシャンベ市イスモイリ・ソモニ区プーシキン通り10
事業商業銀行業務。中小企業向け融資とマイクロファイナンスが中心
総資産14億4,595万ソモニ(2026年6月末)
純利益4,000万ソモニ(2025年通期)
自己資本3億897万ソモニ(2026年6月末)
授権資本9,334万ソモニ(2025年12月31日時点)
株主アガ・カーン経済開発基金(AKFED)60.6%、アガ・カーン・マイクロファイナンス機構(AKAM)33.8%(2025年12月31日時点)
拠点支店7、銀行サービスセンター40、ATM82台(2026年6月末)
経営責任者取締役会長 ミルゾサファル・サファロフ
公式サイトwww.icb.tj

沿革と改称

前身の第一マイクロファイナンス銀行は、アガ・カーン開発ネットワークがタジキスタンに設けた商業マイクロファイナンス銀行である。2024年10月の改称告知で、同行は自らの活動を「過去20年」と表現している。

2024年10月21日、名称を「投資信用銀行タジキスタン」へ変更し、ブランドを「ICB」とした。銀行識別コード(BIC)、コルレス口座番号、SWIFTコードは変更されず、既存の預金契約・貸出契約もそのまま維持された。電子ウォレットは「FMFB Mobile」から「ICB Mobile」へ切り替わり、公式サイトはicb.tjになった。新しいロゴはシルクロードと桑の葉を意匠に取り入れている。

所有

国立銀行の適格保有株主一覧(2025年12月31日時点)によれば、授権資本は9,334万ソモニで、アガ・カーン経済開発基金(AKFED)が60.6%、アガ・カーン・マイクロファイナンス機構(AKAM)が33.8%を保有する。アガ・カーン系の機関が合わせて9割超を握る構図で、タジキスタンでは同じくAKFEDが出資するパミール・エナジー(ゴルノバダフシャン自治州の発配電事業者)と並ぶ、同ネットワークの主要な投資先である。

業績

国立銀行の集計では、2025年通期の純利益は4,000万ソモニ、ROEは13.2%、2026年上期の純利益は1,140万ソモニ、ROEは7.4%だった。純金利マージンは2026年6月末で13.7%。

総資産は2025年末の15億3,854万ソモニから2026年6月末に14億4,595万ソモニへ減っているが、貸出金は8億9,804万ソモニから9億4,112万ソモニへ増えている。2026年6月末の預金は9億9,504万ソモニ。

店舗網

2026年6月末の拠点は支店7、銀行サービスセンター40、ATM82台、POS端末186台。プラスチックカードの発行枚数は9万3,440枚である。支店の数は多くないが、銀行サービスセンターを地方に展開して小口の顧客に接する体制をとっている。

参考資料

この解説は編集部がまとめたもので、2026年8月時点の情報に基づく。記事とは異なり、新しい事実が 確認できしだい随時更新する。誤りに気づいた方はお問い合わせください。

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