欧州復興開発銀行(EBRD)は、タジキスタンの商業銀行2行に対して総額1500万ドル(1290万ユーロ)を供与すると発表した。
配分はタジキスタン投資信用銀行(ICB)が1000万ドル、バンク・アルヴァンドが500万ドルである。ICB向けの1000万ドルはさらに二分され、500万ドルが水利用の効率化と持続可能な土地管理を促すグリーン経済向け、残る500万ドルが女性起業家向けの融資に充てられる。アルヴァンド向けの500万ドルは、気候変動の緩和と適応に資する技術の導入を対象とする。
ICBのグリーン融資には緑の気候基金が協調融資し、韓国とオーストリアがドナーとして資金を拠出する。女性起業家向け融資については、欧州連合(EU)が域外協力枠組み「グローバル・ゲートウェイ」を通じ、技術支援と対抗保証で支える。
商業銀行を経由して中小企業や個人に資金を届ける手法は、EBRDが中央アジアで広く用いる方式である。金融機関の与信能力そのものを引き上げる狙いがある。
