ジョージア国家統計局(Geostat)が8月20日に公表した2026年7月の工業製品生産者物価指数(PPI)は、前月比0.7%の低下、前年同月比では5.1%の上昇となった。
前月比は4つの大分類がすべて下がった。鉱業・採石業が2.0%、製造業が0.3%、電気・ガス・蒸気・空調が3.1%、水道・下水・廃棄物処理が0.7%の低下で、総合指数への寄与はそれぞれマイナス0.15、マイナス0.26、マイナス0.31、マイナス0.02ポイントである。製造業の内訳ではコークス・石油精製品が14.9%下落し、単独でマイナス0.18ポイントを占めた。
前年同月比は向きが逆になる。鉱業・採石業が14.4%上昇して寄与0.96ポイント、製造業が5.2%上昇して寄与4.12ポイント。製造業では食品が6.6%、基礎金属が11.0%上がり、鉱業では金属鉱石が16.1%高い。電気・ガス・蒸気・空調だけは1.7%の低下で、寄与はマイナス0.18ポイントだった。
| 区分 | 前月比(2026年6月比) | 前年同月比(2025年7月比) |
|---|---|---|
| 総合 | −0.7% | +5.1% |
| 鉱業・採石業 | −2.0% | +14.4% |
| 製造業 | −0.3% | +5.2% |
| 電気・ガス・蒸気・空調 | −3.1% | −1.7% |
| 水道・下水・廃棄物処理 | −0.7% | +5.7% |
前年同月比5.1%の上昇のうち4.12ポイントは製造業から来ており、食品と基礎金属が中心にある。一方で7月は4つの大分類がすべて前月比で下落し、なかでも電気・ガスは月次で3.1%、年次でも1.7%下がって、年次で唯一の下押し要因である。生産段階の価格上昇は資源と食品に偏り、エネルギーは逆に押し下げに回っている。
