ジョージア統計局は10月9日、2025年の被雇用者の月平均名目賃金を2,165.2ラリと公表した。前年から194.5ラリ、9.9%の増加である。同じ日に公表した賃金の中央値は1,531ラリで、前年比14.9%増だった。統計局によると、中央値は平均より29.3%低い。2024年分の発表(2025年10月10日)では、中央値は1,332ラリで平均より32.4%低かった。
| 区分 | 月平均名目賃金(ラリ) | 前年比 |
|---|---|---|
| 全体 | 2,165.2 | 9.9%増 |
| 金融・保険 | 4,123.6 | 12.1%増 |
| 情報通信 | 4,042.6 | 3.0%増 |
| 建設 | 3,026.1 | 13.5%増 |
| 男性 | 2,586.5 | 10.5%増 |
| 女性 | 1,743.4 | 9.5%増 |
| 非公的部門 | 2,301.0 | 8.7%増 |
| 公的部門 | 1,895.4 | 12.8%増 |
業種は平均が高い上位3つ。公的部門の平均は非公的部門より405.6ラリ(17.6%)低い。
中央値の高い業種は、公共行政・国防の2,501ラリ、建設の2,328ラリ、鉱業の2,264ラリ、情報通信の2,250ラリ、金融・保険の2,211ラリの順で、統計局は全業種で中央値が平均を下回ったとしている。平均が最も高い金融・保険では、中央値は2,211ラリで平均の4,123.6ラリを大きく下回る。ただし両者は出所が違う。平均は事業体への調査(年次は約1万8,000、四半期は約1万5,000の事業体が対象)から、中央値は財務省歳入庁の行政データから算出している。いずれも名目値である。賃金などの名目指標の伸びは、ジョージア国立銀行が返済負担率25%の上限がかかる所得の境目を引き上げる理由にも挙げていた。
