ジョージア国家統計局は2026年10月23日、7〜9月期の住宅価格指数を公表した。指数は前期比で1.5%、前年同期比で5.9%上昇し、2020年平均と比べると66.2%高い水準にある。
対象はトビリシ市の新築住宅に限られ、集合住宅(マンション)と戸建ての2つの区分から成る。中古住宅とトビリシ以外の都市は含まない。価格はラリ建てである。
| 区分 | 前期比 | 前年同期比 | 2020年平均比 |
|---|---|---|---|
| 総合 | 1.5%上昇 | 5.9%上昇 | 66.2%上昇 |
| マンション | 1.2%上昇 | 5.6%上昇 | 63.1%上昇 |
| 戸建て | 2.7%上昇 | 7.0%上昇 | 72.7%上昇 |
指数のもとになっているのは、統計局が不動産の広告サイトから自動で集めた売り出し価格で、実際に売買が成立した価格ではない。統計局は物件の特性で価格を調整するヘドニック法を用い、典型的な住戸の価格の動きを測るとしている。発表には地区別の1平方メートルあたりの中央値も載っているが、数値はグラフでの表示にとどまる。発表はその出所として Myhome と Saqme.ge を挙げている。
総合・マンション・戸建てのいずれも前期比・前年同期比で上昇し、伸びは戸建てがマンションを上回った。投資銀行のゴールト・アンド・タガートも、トビリシでは2026年6月に販売が急増し、新築の価格は緩やかな上昇を続けていると報告していた(トビリシの住宅販売が急増、供給許可も5年ぶり高水準)。ただし今回の指数は売り出し価格の動きであり、成約の価格や件数は示していない。
