資料写真:シムケントの街並み/Bekbal(CC BY-SA 4.0)出典

金融・投資

ジョージアの2025年FDIは19億ドルで19.3%増。うち82.5%が再投資、バトゥミの住戸は67%が外国人購入

ジョージア国家統計局の確定値によれば、2025年の直接投資受入額は19億ドルで前年比19.3%増となった。ただし82.5%は再投資収益であり、新規の資金流入は限られる。バトゥミでは2026年上期に販売された住戸の67%を外国人が購入した。

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ジョージアの2025年の直接投資受入額が確定した。国家統計局の確定値によれば19億ドルで、2024年を19.3%上回り、2025年の速報値も12.5%上回った。ビジネス専門媒体BPNが伝えた。

ただし内訳に注意が要る。2025年の直接投資のうち再投資収益が82.5%を占めた。すでにジョージアで事業を営む外国企業が利益を国内に留保した分であり、新規の資金が国外から入ってきた部分は残りの17.5%にとどまる。

投資元の上位は次のとおりである。

投資元金額
英国4億2,660万ドル
アゼルバイジャン2億1,440万ドル
トルコ2億240万ドル
マルタ1億4,830万ドル
イスラエル1億4,510万ドル
オランダ1億3,680万ドル
米国1億3,130万ドル
ロシア1億950万ドル
ドイツ7,390万ドル
スペイン6,690万ドル
その他2億4,520万ドル

上位3か国で全体の44.4%を占める。英国が首位という構図は、ロンドン証券取引所に上場するライオン・ファイナンス・グループ(旧バンク・オブ・ジョージア・グループ)のような持株構造を反映している可能性がある。マルタとオランダが上位に入るのも、持株会社の所在地としての性格が強い。実際の事業主体がどの国かは、この統計だけでは判断できない。

不動産市場では、外国人の存在感がより直接的に表れている。ゴールト・アンド・タガートのバトゥミ住宅市場調査によれば、2026年上期に同市で販売された住戸のうち、ジョージア国籍の買い手が占めたのは33%だった。残りの67%は外国人による購入である。

国籍別の内訳はこうなっている。

買い手の国籍比率
ジョージア33%
ウクライナ・ロシア・ベラルーシ18%
欧州各国15%
イスラエル10%
アラブ諸国7%
トルコ5%
その他12%

公的登記のデータでは、2026年第2四半期にバトゥミで4,168戸が販売され、前年同期比3.7%増だった。新築市場と中古市場の双方で販売が大きく伸びたと同調査は指摘する。

この2つの統計を並べると、ジョージアへの外国資金の性格が見えてくる。企業の直接投資は再投資が8割を占め、新規の流入は細い。一方で住宅市場には外国人の購入が3分の2を占めるほど資金が入っている。同社は同時に、バトゥミの短期賃貸アパートが2029年までに倍増し、観光客が増えなければ利回りに下押し圧力がかかると警告していた。

この記事の日付 2026年8月17日 は、出典が発表された日です。

本サイトでの初出 2026年8月17日 17:32

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ジョージアの2025年FDIは19億ドルで19.3%増。うち82.5%が再投資、バトゥミの住戸は67%が外国人購入 | Caspian Intelligence