金融・投資

キルギスとパキスタン、インゲン豆の輸出拡大を協議。年間の輸出余力5万トン超、2025年の輸出額は総額6,700万ドル

キルギス閣僚会議は9月8日、アクンベコフ副議長兼水資源・農業・加工産業相がパキスタンのワジル・ハーン大使と会談し、インゲン豆の対パキスタン輸出を協議したと発表した。年間の輸出余力は5万トン超、2025年の輸出額は総額6,700万ドル。高官往来の枠内で、2年以内に二国間貿易を2億ドルとする意向が確認されたとしている。

資料写真:キルギスの谷/Ninara from Helsinki, Finland(CC BY 2.0)出典
この記事が扱う国。国境は Natural Earth(パブリックドメイン)。

キルギス閣僚会議は9月8日、エルリスト・アクンベコフ内閣副議長兼水資源・農業・加工産業相が、パキスタンのアルタマシュ・ワジル・ハーン駐キルギス特命全権大使を迎えたと発表した。二国間協議の中心に置かれたのは、キルギスで生産されたインゲン豆のパキスタン向け輸出である。

発表が挙げた数字は3つである。

項目数値
インゲン豆の年間の輸出余力5万トン超
2025年のインゲン豆の輸出額(相手国を問わない総額)6,700万ドル
二国間の貿易額の目標(今後2年以内)2億ドル

輸出余力と輸出額は「統計指標によれば」として示されており、どの統計かは書かれていない。「年間の」という限定はキルギス語版にあり、ロシア語版には無い。輸出額は品目全体の総額で、パキスタン向けの内訳は示されていない。2億ドルは、最近の高官往来の枠内で意向が確認されたとされる水準であり、この会談で文書に署名したとは書かれていない。

会談で重点が置かれたのは実務の3点である。キルギスの生産者とパキスタンの輸入業者の直接の接触、二国間の商談見本市の開催と参加、そして供給量と条件の具体化で、双方はパキスタン市場への農産物供給の作業を今から活発化させ、相互貿易の拡大に向けた共同の実務行動に着手することで一致した。発表は現在の二国間貿易額も、パキスタン向けインゲン豆の輸出実績も書いていない。2億ドルという水準が動き出すかどうかは、供給量と条件が実際に定まるかどうかで確かめられる。

この記事の日付 2026年9月8日 は、出典が発表された日です。

本サイトでの初出 2026年9月10日 0:28

← 記事一覧へ戻る