キルギスの水資源・農業・加工産業省は2026年9月8日、同日に開かれた食料安全保障・栄養評議会の会合を受けて、社会的に重要な9品目について2026年1〜6月の国内生産による充足率(自給率)を公表した。会合は、エルリスト・アクンベコフ内閣副議長兼水資源・農業・加工産業相が議長を務めた。同省は、輸入への依存を下げ、2030年までに主要な食品の国内での充足率を100%へ引き上げる計画だとしている。
| 品目 | 2026年1〜6月の充足率 |
|---|---|
| 野菜・ウリ類 | 247.2% |
| ジャガイモ | 198.9% |
| 牛乳・乳製品 | 124.1% |
| 食肉 | 82.1% |
| 卵 | 79.8% |
| パン・穀物加工品 | 77.4% |
| 砂糖 | 72.6% |
| 植物油 | 53.6% |
| 果実・ベリー類 | 15.6% |
不足する品目については、小麦と油糧作物の作付けの拡大、新しい果樹園の造成、良質な種子と繁殖用家畜の確保、飼料基盤の改善、灌漑面積の拡大、新しい技術の導入を進め、食肉・牛乳・果実などの加工も強化するとしている。ただし数字の扱いには注意が要る。同省は同じ9月8日に、同じ会合を扱ったもう1本の発表も出しており、そこではジャガイモ163%、野菜・ウリ類153%、牛乳・乳製品112%と、3品目とも上の表と異なる値を示している。上の表の数値には2026年の6か月の結果という期間が添えられているが、もう一方の発表には期間が示されていない。充足率をどのように算定したかは、どちらの発表にも書かれていない。
