資料写真:キルギスの放牧地/Ninara from Helsinki, Finland(CC BY 2.0)出典

運輸・インフラ

キルギス、全長2キロのアクテレク灌漑トンネルが掘削完了間近。4,000ヘクタール超に安定給水へ

キルギス南部アクス地区で建設中のアクテレク用水路の2キロのトンネルが、20日以内に掘削を終える見通しとなった。併設のクズルアルマ貯水池と合わせ、ケルベン周辺の農地4,000ヘクタール超に安定した灌漑用水を供給する計画だ。

この記事が扱う国。国境は Natural Earth(パブリックドメイン)、点は各国の首都の位置。

キルギス南部ジャララバード州アクス地区で建設が進むアクテレク用水路の全長2キロのトンネルが、完成に近づいている。24.kgによると、大統領特別代表のトロバエフ氏が現場を視察し、現在のペースなら20日以内に掘削が完了する見通しが示された。掘削後はコンクリート打設と設備の据え付けに移る。

用水路が開通すれば、ケルベン町周辺の農村地区で灌漑用水の供給量が増える。同地区ではクズルアルマ貯水池の建設も進んでおり、完成すれば新たに2,200ヘクタールの灌漑農地を使えるようになる。一連の事業で計4,000ヘクタール超の農地への安定給水を目指す。

中央アジアでは水資源の偏在が農業の制約であり続けており、キルギスは上流国として水インフラへの投資を続けている。発電と灌漑、下流国への放流をどう両立させるかという地域全体の水問題の中で、中小規模の灌漑事業の積み上げは食料生産の足元を固める動きといえる。

この記事の日付 2026年8月19日 は、出典が発表された日です。

本サイトでの初出 2026年8月19日 16:46

更新履歴(2件)
  • 分類・日付を整理
  • 公開
← 記事一覧へ戻る